2014年08月13日

「HGUCアッシマー(グリーンダイバーズVer.)」レビュー。

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7月18日に発送されたプレミアムバンダイ限定ガンプラ
「HGUC アッシマー(グリーンダイバーズVer.)」です。


グリーンダイバーズというのは、
プラネタリウム施設を用いた全天周映像シアターで
今で言うガンダムフロント東京のDOME-Gの前身的なものです。
正式なタイトルは「ガンダム新体験 ‐0087‐ グリーンダイバーズ」で
内容は「機動戦士Zガンダム」の時間軸で展開される外伝的作品となっていて、
ティターンズとエゥーゴの戦いに巻き込まれた民間シャトルに乗り込んでいた
少年と少女が危機を脱するまでの出来事(プロスペロー事件)を描いています。
映像本編は科学教育プログラム的な作りになっており、
通常のアニメ作品とはだいぶ雰囲気の異なる作風になっています。

映像は全編フル3DCGですが、
キャラクタは手描きのものをCGで合成しています。
キャラクターデザインはガンダム0080の美樹本晴彦さんです。

2001年夏に東京渋谷で公開された後、
約10年間もの長い間、全国各地の同様の施設で上映会が行われていました。
その特殊フォーマット故に映像ソフト化ができない為、
今のところDVDやブルーレイ等にはなっておらず、その予定もありません。
ちなみにナレーションはヘンケン艦長の小杉十郎太さんが担当しており、
Zガンダム3号機のパイロットは
古谷徹さんがアムロのつもりで演じたと語っておられますが
公式にはアムロ・レイとは設定されておらず、
ただの「エゥーゴ(カラバ)パイロット」とされています。
またジムUのパイロットも同じく名乗ってはいませんが、
ジャック・ザ・ハロウィン隊のジャック・ベアード中尉と
画面には表示されていました。
声優さんもジャックと同じ福山潤さんです。
アッシマーのパイロットは特に設定はありません。

ゲームソフトやガンプラ等の立体商品等、
様々な商品展開によって今ではZガンダム3号機は有名になりましたが、
アムロ・レイらしき人物が搭乗すると言われるZガンダム3号機も
この作品が初出となっています。
本編にはこの他にジムU(エゥーゴ機)とアッシマー、ガウ改等も登場しています。
作品そのものは前述の通り科学教育作品な為、
MSバトル等はメインではない事もあって
登場するMSはZガンダム3号機、ジムU、アッシマーのみであり、
今回アッシマーが発売となった事で
1/144ガンプラではHGUCジムU(エゥーゴ仕様)、RG Zガンダム3号機と共に
本作に登場する3機種が全て揃った事になりますね。
…折しも全てプレバン限定販売というのも共通です。


前置きが長くなりましたが、レビューしてみたいと思います。
キットはHGUC初期のモデルである「HGUCアッシマー」の
成形色を変更したカラーバリエーションモデルで、
特別な装備や形状違い等も無いので、パーツ構成は同じです。
グリーンダイバーズ仕様での特徴的なラインマーキングや
カラーリングを専用シールで再現しています。


↓パッケージです。

毎度お馴染みのプレバン限定ガンプラらしい
モノクロパッケージですね。


↓多色成形のAランナーです。


Aランナーはモノアイガードと軟質樹脂製アンテナ以外の
全てのパーツがメタリック成形になっています。
頭部やスラスターノズル等の赤いパーツも
メタリック成形になっています。


↓外装系Bランナーです。


アッシマーの独特なデザインの象徴とも言える
MA形態時の円盤型外装を形成する装甲板は
通常版がオレンジイエローの明るい色合いなのに対し、
グリーンダイバーズ版はダークブルーとなっています。
他のパーツがメタリック成形なのに対し、
この外装パーツはメタリックではないソリッドカラーとなっています。


↓ディスプレイスタンドのABS製Cランナーです。


MA形態で飾る為に、ディスプレイスタンドが標準で付属しています。
成形色も含めて全て通常版と全く同じになっています。


↓ビームライフルやボディ内部等のDランナーです。


ここもAランナーの脚部外装等と同じように
ガンメタリック成形になっています。


↓関節部等のABS製Eランナーです。


変形機構もある為、その為の可動機構にABSを用いているアッシマー。
通常版はパープルで成形されていますが、
グリーンダイバーズ版はミディアムブルーで成形されています。


↓関節部等のABS製Fランナーです。


こちらもEランナーと同じくミディアムブルーで成形されています。


↓ポリキャップ、ホイルシール、スタンド用ビスです。


ポリキャップとビスは色も含めて通常版と全く同じですが、
ホイルシールは特徴的なラインマーキング等の為に、
グリーンダイバーズ版専用のものが用意されています。


↓組立説明書です。
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組立説明書は通常版と同じものが入っていますが、
シールの違いで専用のガイドが1枚封入されています。


では、サクっと組み立ててみます。
まずはラインマーキングを貼っていない状態から。

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アッシマーは元々は連邦軍機であってティターンズ用の機体ではありませんが、
グリーンダイバーズに登場する機体はティターンズ配備のものなので、
外装が紺色のティターンズカラーになっています。
特徴的なラインマーキングが無いと、よりティターンズ機らしく見えますね。
というか、こっちの方がカコイイ気がします。

通常版(連邦軍機)と比較してみます。

オレンジイエローの連邦軍機が明るすぎて
派手な印象がより強くなってしまいますね。
そしてティターンズカラーがなかなか渋くて良い感じです。


ラインマーキングやスラスター等のシールを貼って完成させます。

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ラインマーキングが入った途端に
急に派手になった感じがしますね。
元が暗いティターンズカラーなので、
余計に白いラインマーキングが目立ってしまっています。
逆に両端部までガンメタリックになったビームライフルとか、
装甲板以外の部分がより地味になっていたりもして、
更にラインマーキングが際立っている感じです。


各部のアップも適当に。







ラインマーキングは貼るための目印になる部分が全く無いので、
各パーツのラインを合わせるのがとても大変でした。
基本的にはMA形態にして貼るのですが、
それでも意外なほどよくズレます。
ラインシールそのものが弧を描いている訳ではなくて、
微妙に曲線と直線が混ざったようなラインなので
ただ単にパーツの端面に合わせれば良いという訳でもないのが
貼りにくい理由でした。
しかも部分的に長さが合ってませんし(^^;


MA形態です。


私の組み立て方が良くないのか、
円盤型の外装があまりしっかりと合いませんでした。
通常版の方はもう少し合ってるのですが、
どちらも一緒に作ったものなので、
やはり作り方が悪いのでしょうね。
とはいえやはり円盤型アッシマーはカコイイ!
結構好きなMSの割にガンプラというか立体物を買うのは初だったりします。


通常版と比較してみます。


アッシマーはブラン少佐の機体が最も強く印象に残っていますが、
ダカールで複数飛んでいたのも量産機らしくて良かったですね。
とはいえやはり劇場版Zガンダムで
ブラン少佐のアッシマーが更にカッコ良く描かれていたので、
今ではそちらの方が印象に残っています。
ビームライフルの水平撃ちとかね♪


せっかくディスプレイスタンドが標準で付属しているので、
たまにはてきとうなポーズを取ってみます。




腰が動かないしライフル以外の装備も無いし、
股関節が1軸ボールジョイントのみなので
腕や脚の可動範囲の広さとは裏腹に、
予想外にポージングの自由度が低いのが辛いですね。
キットには右のライフル持ち手と左右の握り拳しか
ハンドパーツが付属していないので、
ハンドパーツで表情付けする事もできなければ
劇中でガンダムMk-2のビームサーベルを奪って使ったシーンとか
再現できないんですよね。
ハンドパーツのデザインも専用なので流用も効きませんし。

アッシマーってあの独特な光線のビームライフルが良いですよね。
ぼおおおん!っていうライフルの音も。
それもまた好きな理由だったりもします。
そしてブラン少佐のキャラクターもあって
とても個性的なMSになっていますよね。
しかもそれで量産機ですし。
更にブラン少佐のせいでアッシマーを作った後は
ギャプランまで作りたくなるので困ります。
まぁ時間も無いですし、今回はグリーンダイバーズ版なのでやりませんが。


といった感じで「HGUC アッシマー(グリーンダイバーズVer.)」でした。
それにしても、なぜ今グリーンダイバーズのキットが発売されたのか。
個人的にはそれが謎だったりするのですが、
今現在特にグリーンダイバーズに関連する企画も新作情報もありませんし。
そもそも新作に関しては前述の通り企画消滅していますし。
とはいえ発売された事はとても嬉しいですね。

グリーンダイバーズは本当に大好きで、これを見る為に
東京とか軽井沢とか所沢とか何度も行きましたね〜。
地元名古屋で上映されるまで7年もかかりましたが、
もちろん名古屋港水族館で上映された際は
友人をたくさん引き連れて見に行きました。
ここ数年は公開も行われていないようですし、
一時企画が上がっていた続編(新作)のお話も消滅になりました。
もしかしたらその企画はDOME-Gへと受け継がれたのかもしれませんね。

グリーンダイバーズはいつか映像ソフト化して欲しいところではありますが、
DOME-Gと共にそのフォーマット故に永遠にソフト化されないのでしょうね。
せめてGUNDAM THE RIDEだけでもソフト化して欲しいところですが…。
無理かなぁ?
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posted by ろあの〜く。 at 01:55| プレバン限定ガンプラ