2015年01月05日
「Hi-Story 1/43 マツダ・DJデミオ モデルカー」レビュー。
「Hi-Story」ブランドで多数のミニカーを販売しているインターアライドから
12月にマツダ・DJデミオのモデルカーが6色展開で発売になりました。
今回インターアライドからリリースされたのは、
2014年10月にマツダが発売したDJ型デミオのノーマルモデルのモデルカーです。
ボディカラーラインナップは下記の6色。
・ソウルレッドプレミアムメタリック
・ジェットブラックマイカ
・スモーキーローズマイカ
・ダイナミックブルーマイカ
・スノーフレイクホワイトパールマイカ
・アルミニウムメタリック
今回私が購入したのはホワイトパールとジェットブラックを除く4色です。
買わなかった2色はWIT'sブランドの小川ホビー事業部から
2015年春に発売が予定されているので、
そちらを購入するつもりというのもあります。
ただWIT'sからリリースされるのはMAZDASPEEDモデルなので
今回のHi-Storyのノーマルモデルとはデザインが異なります。
もっともHi-StoryからもMAZDASPEEDモデルが2色リリース予定だったりもします。
↓パッケージです。
Hi-Storyブランドのパッケージは
以前はスリーブケースもアクリルケースも異なっていましたが、
昨年末リリースの商品郡から、このタイプに変わりました。
ちなみにこのケースはWIT'sブランドのものと全く同じサイズになります。
というか台座とアクリルケースは恐らく共通品だと思われます。
↓スリーブケースとアクリルケースです。
Hi-Storyのミニカーを買うのは今回が初めてなので、
以前のケースデザインはわかりませんが、
普段WIT'sのミニカーをよく買う私としては、
ケースサイズが完全に同じになってくれたのは
飾る時キレイに並べられるのでありがたい事です。
↓ソウルレッドプレミアムメタリックです。
深みのあるソウルレッドプレミアムメタリックのカラーは
マツダ公式の早期予約特典のもよりも若干暗めの色合いになっていました。
細かい造形などは違いがわからないほどそっくりなので、
どう違うのか、この記事の後ろのほうでじっくりと比較検証しています。
↓ダイナミックブルーマイカです。
ダイナミックブルーマイカは過去のマツダ車には無いカラーで、
このDJデミオで初めて設定されたボディカラーです。
DEデミオにあったオーロラブルーマイカによく似ていますが、
こちらのほうが深みがあると思います。
モデルカーの塗装も質感高めで良い感じに仕上がっています。
↓アルミニウムメタリックです。
アルミニウムメタリックはDEデミオの頃からあったカラーです。
実車ではもうすこし名前の通りのアルミニウムっぽさがあるのですが、
このモデルカーではやや「普通のシルバーメタリック」ぽくなっています。
↓スモーキーローズマイカです。
スモーキーローズマイカもダイナミックブルーマイカと同様に
DJデミオにて初めて設定されたボディカラーです。
やや曇ったピンクのメタリックという感じで、
実車のイメージとはほんの少しだけ違う気もしますが、
再現度は結構高いと思います。
ボディとシャシーは2本のビスで固定されているだけなので、
ビスを外せばここまで分解する事ができます。
ヘッドライトのメッキパーツはシャシーに乗っかってるだけなので、
簡単に取り外す事ができます。
タイヤはシャフトでシャシーに固定されていますが、
ホイールは4輪とも回転します。
ウインドウ類のクリアパーツも接着や圧着はされていないようで
取り外せそうな感じでしたが、
固定が強く割れそうな気がしたので諦めました。
バラした各部位をアップで。
シャシーは車体底部やリアバンパー部はつや消しブラックで塗装されていて、
マフラーはメッキパーツを後から接着しているようです。
日本仕様には本来無いはずのリアフォグランプ部が再現されているのは
マツダ公式の早期予約特典と同じですね。
内装のホワイトレザーの塗り分けはやや雑で
こうやってバラしてみれば目立ちますが、
組み付けた完成状態ではほとんどわかりません。
ほとんどわからないにも関わらず、インパネ周りの塗り分けも行われていて、
マツダコネクトのセンターディスプレイは画面表示まで再現されていますし、
メーターフードにあるアクティブ・ドライビング・ディスプレイまでもが
クリアパーツで再現されています。
もちろんメーターパネルの立体的な造形も再現されています。
価格の割にはなかなか頑張っていまると思います。
今回私が購入したものの中に、若干目立つ不具合があったので載せてみます。
ソウルレッドプレミアムメタリックで、
ルーフのクリア塗装に白い異物(ゴミ)が付着していて取れませんでした。
またダイナミックブルーマイカでは右側のドアミラーが
接着剤が足りてないのか、開封前の段階で外れていました。
軸の部分を見てもほんのわずかに接着剤が付いているのがわかります。
これ以外に大きな目立つ不具合は無いので、価格の割には品質は良いと思います。
インターアライドのミニカーを買うのは初めてでしたが、
価格がWIT'sよりもだいぶ安いのに細部の作り込みや完成度は
WIT'sに負けていないと思います。
今回インターアライドからリリースされたのは
DJデミオの「XDツーリング Lパッケージ 2014年モデル」で、
ちょうど先にレビューしたマツダ公式の早期予約特典ミニカーと同じです。
マツダのこれまでの早期予約特典ミニカーは
小川WIT'sがリリースしたものでしたが、
今回WIT'sからはDJデミオのノーマルモデルのリリース予定はありません。
なのでもしかしたら今回のDJデミオの早期予約特典ミニカーは
インターアライドのものかもしれないので、
同じソウルレッドプレミアムメタリックで細部までバラして比較してみました。
画像でもわかる通り、ミニカーそのものは完全に同じものでした。
よく見ると赤いボディカラーはHi-Storyの方が
若干濃い目になっていますが、
これはメーカーの違いというよりも製造ロットの違いとも考えられます。
また黒い台座とビス、スペーサー、アクリルケースも完全に同じものです。
台座の明示プレートは早期予約特典は専用のものになっているのが通例なのですが、
Hi-Storyのものは古いマツダフォントが使われています。
早期予約特典の方も全く同じようにビス2本を外せば分解する事ができます。
ボディとシャシーを分離して中も比較してみます。
ボディの裏側を見ると塗装色が違うようにも見えるので、
もしかしたら早期予約特典の塗装色だけは専用のものが使われているのかもしれませんね。
こうやって比較してみてもわかる通り、
各パーツの形状や寸法は元より刻印まで一致しており、
マツダ公式の早期予約特典とインターアライドのミニカーは
全く同じもだと断定して良いと思います。
台座も前述の通り、明示プレートのデザインのみ異なっているだけです。
マツダの早期予約特典が欲しいけど実車は買えないとか、
実車買ったのはいいけど、早期予約特典もらえなかったという人は、
今からでも購入可能なこのインターアライドのモデルカーを買うと良いと思います。
という訳で「Hi-Story 1/43 マツダ DJデミオ モデルカー」でした。
今後Hi-StoryからもWIT'sからもMAZDASPEEDモデルがリリースされるので、
届き次第またレビューしてみたいと思っています。
posted by ろあの〜く。 at 22:23| ミニカーレビュー