

ガンダムフロント東京開業3周年を記念して公開された
実物大ガンダム立像の新しい壁面映像
「ガンダムGのレコンギスタ FROM THE PASTTO THE FUTURE」
ここに登場する黒いフェネクス「G-フェネクス」のガンプラが
4月に発売されましたが、今回のキットはそれに
クロームシルバーメッキを施した数量限定のキットとなります。
メッキ外装のフェネクスというと、2013年11月にも外装が金メッキの
「リミテッドゴールドコーティング」が5,000個の数量限定で販売され、
約一ヶ月後に完売しましたが、
今回はその銀メッキバージョンという事になりますね。
キットの仕様としては先のゴールドコーティングとほぼ共通で、
ベースキットである「typeRC通常版」の外装部分に
クロームシルバーメッキを施したのみで、
メッキパーツ以外は全てtypeRC通常版と全く同じになっています。
今回も数量限定での販売ですが、残念ながら販売個数は非公開とされています。
また今回はこのフェネクスが登場する壁面映像を収録した
Blu-ray Discが同梱されているのも特徴となっています。
ガンダムフロント東京での販売終了後、
9月からはプレミアムバンダイ限定で抽選再販が行われる予定があります。
↓セットパッケージです。












ガンプラとBDのセットパッケージとなっているので、
購入時は輸送用ダンボール箱に一緒に収められています。
開封すると上にダンボール製トレイに入ったBDがあり、
その下にガンプラが収められています。
↓Blu-ray Discです。















BDを収めているダンボール製トレイには特に何も印刷されていません。
BDはデジパック仕様となっていて、
開くと3面のフルカラーCGイラストが展開されます。
ディスクのレーベル面もフルカラー印刷となっています。
ブックレット等は入っておらず、封入物はBDの取扱説明書と、
本編映像をスマホ等で見られるDiscPlusのシリアルカードが入っています。
※2016年10月からのDiscPlus新アプリには対応していません。旧アプリ専用です。
↓ガンプラのパッケージです。



ガンプラのパッケージはゴールドコーティングの時と同様に、
今回も専用のものがフルカラーで用意されています。
↓多色成形のAランナーです。







前述の通りこのキットはメッキパーツ以外は全てtypeRC通常版と同じなので、
このAランナーのパーツ構成や成形色も全て同じです。
↓Bランナーです。




外装系のBランナーにはクロームシルバーメッキが施されています。
ただのシルバーメッキではなく、やや暗い色合いになっています。
シルバーメッキの上から、薄いスモーククリアを吹いた感じですね。
↓2枚組Cランナーです。




CランナーもBランナーと同様に
クロームシルバーメッキが施されています。
パーツの裏側にもちゃんとしっかりとコーティングされています。
↓Dランナーです。







DランナーもAランナーと同様に、
typeRC通常版と全く同じ成形色となっています。
ちなみにフェネクスのグレーパーツは
クリアカラー以外は全て同じ成形色です。
↓サイコフレームのEランナーです。







サイコフレームの成形色もtypeRC通常版と全く同じです。
つまりHGUC No.100の1号機通常版とも同じとなります。
↓Fランナーのメッキ部分です。




アームドアーマーDEのFランナーにも
クロームシルバーメッキが施されています。
↓Fランナーのメッキが施されていない部分です。




こちらもtypeRC通常版と全く同じ成形色となっています。
↓ポリキャップとシール類です。




これらも全てtypeRC通常版と全く同じものが入っています。
↓組立説明書です。







組立説明書もパッケージと同様に、
今回のキット専用のものが用意されています。
ゴールドコーティングの時と同じように、
今回も部品の単品注文が可能となっています。












Blu-ray Discには前述の通り、
本編映像をスマホやタブレットで見る事ができる
DiscPlusのシリアルコードが付属しています。
これはBDを買った人はその本編映像と同じものが
スマホやタブレット用に用意されたデータをダウンロードして、
いつでも端末で見る事ができるというものです。
以前はスマホ等で見るにはバンダイチャンネル等のネット配信サイトで見るか、
BDからの違法コピーくらいしか方法がありませんでしたが、
今ではこういうサービスがあるのですね。
ネット配信で見ると電波が途切れたりしたら止まってしまうので、
データそのものをDLできるのはありがたいですね。
ちなみに2016年10月以降のDiscPlus新アプリでは見る事はできません。
新アプリ版は旧アプリ版とはデータフォーマットが異なっていますが、
このGレコの動画は新アプリへの移行前に配信期限が切れており、
なおかつ新アプリ版のデータフォーマットも用意されていない為です。
DiscPlusアプリは4月にサービスが始まったもので、ガンダム・ジ・オリジン1が対応第1弾です。
その為まだまだ見られる作品は少ないですし、知らない方も多いと思います。
けれど何より公式が提供している合法動画っていうのが良いですね。
画質も音質も良いですし。
↓iPhone6PlusとiPadminiRetinaでDLしてみました。



私はジ・オリジン1もDLしているので、これで2本目ですね。
ストレス無く見られるのは、イベントの待ち時間とかにも良いですね。



DiscPlusでの再生画面はこんな感じです。
操作感もスムーズでストレスなくシークバーも含めてサクサクです。
↓ついでに本編のセリフを書き出してみました。



BDにもDLしたデータにも字幕等は一切無いので合ってるかはわかりませんが…。
ちなみにBD、データ共に本編映像以外は一切入っていません。
映像特典とか音声特典とかも全くありません。
本編時間はタイトルも含めて約9分です。
それでは、サクサクっと組み立ててみます。











メッキの色合いが暗めになっている事もあって、
ギラギラし過ぎず深みがあってカッコ良いですね。
若干、赤いサイコフレームが負けているような気もします。
各部のアップを適当に。





















メッキの表面にコートされたスモーククリアのおかげか、
光沢の反射具合もやや控えめっぽくて眩しさはあまりありません。
ギラギラの銀メッキよりも質感があって良いですね。
メッキのおかげでヒケがより目立ってしまうのは、まぁ仕方がありませんね(^^;
↓アームドアーマーDEを外して1号機と同じ姿にしてみます。






V字アンテナさえあれば、
クロームシルバーメッキの1号機ができますね。
↓オプション一覧です。

パーツ構成がtypeRCや金色の通常版等と全く同じなので、
ビームサーベル刃もありませんし平手やバズーカもありません。
もっともフェネクスはバズーカを使った事はありませんが。
↓typeRC通常版と比較してみます。




スモーククリアコートのおかげで暗めで深みが出たとはいえ、
やはりガンメタリックの通常版と比べると眩しいですね。
メッキの方が劇中の印象に近づいたという意見もありますが、
改めて本編映像を見ればメッキよりも通常版の方が
はるかに本編のイメージに近いとわかります。
↓リミテッドゴールドコーティングと並べてみます。



金と銀のフェネクス。
あなたが落としたのは金のフェネクスですか?それとも銀の…(笑
どちらもメッキとサイコフレームの色以外は共通なので、
いつかサイコフレームを入れ替えてみたいですね。
でもゴールドコーティングはあと1個しか無いので、もうできませんが…。
シルバーコーティングの抽選再販の時に
ゴールドコーティングも再販しないかなぁ…無理でしょうけど。
さて、当サイトのユニコーンガンダムではお馴染み
サイコフレームの組み替えですが、
ゴールドコーティングの時はまだ
サイコフレームの組み替え遊びをそんなに本気でやるつもりが無かったので
3個しか買っていませんでしたが(それもお友達に代理購入してもらったものですし)、
今回はさすがにちゃんと自分で買いに行ってきました。
お友達に頼んでおいた分も含めて、
一応組み替え遊びできる数は用意できましたが、
BD付き¥7,560という高額商品なので、
いつものような多々買いはさすがにできず…。
今回は今のところ1種類のみです。
↓お台場セットのサイコフレームと組み合わせてみました。


















今回は1種類のみの組み替えという事で、
何と組み合わせるか悩みましたが、
ここはやはりお台場セットになりました。
何よりシルバーコーティングと一緒に買えるというのがポイントでした。
まぁ買わなくてもうちにはお台場セットまだ余ってますけどね(^^;
↓素組みと並べてみます。




やはりお台場セットのラメ入りクリアグリーンのサイコフレームは
本当に綺麗ですね♪
特に暗い外装に合いますので、
フェネクスtypeRCにはピッタリです。
クロームシルバーメッキの外装にも喰ったり喰われたりせず
相性もかなり良いと思います。
もちろん劇中でサイコフレームがグリーンに光る事はありませんが。
↓ついでにtypeRC通常版のお台場フレームとも並べてみます。




外装がより暗い通常版の方がサイコフレームが目立ちますが、
全体のバランスではシルバーコーティングの方が良いかもしれませんね。
さて、今回のリミテッドシルバーコーティングですが、
2013年発売のリミテッドゴールドコーティングと同様に、
あくまで外装部分にメッキを施したのみで、
それ以外のパーツは全て通常版と全く同じになっています。
そしてそのメッキの色合いですが、
先のリミテッドゴールドコーティングでは
ガンプラのメッキ加工でおなじみのきらきら工房さんの
ゴールドと色合いがよく似ていました。



今回もきらきら工房さんのクロームメッキと
色合いが近いのではないかと期待しましたが、
さすがにそこまで都合良くは行きませんでしたね(^^;
きらきら工房さんのカラーサンプルでは
他に近い色合いは無いので、
恐らく最も近いのがクロームになると思います。
特注で色を合わせてもらうという方法もありますが
その場合はお値段がすごい事になりますし、
そもそもクロームも調合色なのでややお値段高めです。
ゴールドコーティングの時はきらきら工房さんで頼めば、
定価の¥5,000よりも安くそっくりなものが作れましたが、
今回はクロームで頼むとほぼ定価と同額の¥5,171となります。
(キットの仕様が金メッキ版と同じなので定価も同じと仮定しています)
BDは要らない、GFTへ買いに行けない、転売屋から買うのは嫌。
でもシルバーコーティングは欲しいっていう人には
ひとつの選択肢になると思います。
↓バンダイ純正と、きらきら工房さんのクロームとシルバーの比較です。

比較してしまうと違いが嫌でもはっきりしてしまいますね。
ゴールドの時に比べると、単体で見ても「純正とはだいぶ違うな」と
今回はわかってしまいます。
きらきら工房金メッキ加工品とゴールドコーティングの画像も載せておきますね。
↓きらきら工房メッキ加工品(ゴールド)



↓バンダイ純正品リミテッドゴールドコーティング(絶版)



どうでしょう?
先の画像の通り直接比較してしまうと、色合いの違いはわかりますが
単体で見ればメッキ加工品だとはまずわからないでしょう。
もちろんメッキの質そのものにも差はあります。
バンダイ純正品はあくまで商品として専用設計で開発されたもですが、
メッキ加工品は違いますから、細かく見ると安く済む分の差はあります。
けれど組んで飾っておく分には全然良さそうではありませんか?
リミテッドゴールドコーティングは今だと軽く一万円を超えていますが、
これなら往復の送料を含めても¥6,000くらいで収まります。
という感じで「HGUCフェネクスtypeRCリミテッドシルバーコーティング」でした。
さて、HGUCユニコーンガンダムのバリエーションも
これで34種類目となりました。
昨年まではまだガンダムUCが展開していた事もありますが、
OVAが完結してからも既に4種類発売されていますね。
typeRCというもの自体が予想外なものだったのですが、
本来は出るはずなのにまだ出ていないものもいくつかあります。
ノルンUMダーククリア、フルコーンDMパールクリア。
そして期待されながら放置されているプランB等もありますね。
メッキフレームもやろうと思えばバンシィやフェネクスでもできますし。
色違いランナー複数&強引なシール使用でならVer.BFTトリコロールカラーもできますね。
何をいつ出すかはともかくとして、
せめて、ep7劇場限定の再販だけはして欲しいところです。
