2015年08月28日
「HGBFベアッガイIII Ver.囍」レビュー。
8月1日より31日までの期間、香港タイムズスクエアにて開催されている
「Gundam Docks at Hong Kong II」の会場で販売されていたベアッガイです。
このキットは「HGBFベアッガイIII(さん)」の成形色を変更した
カラーバリエーションモデルです。
商品名の「Ver.囍」は英語で「バージョン ダブルハピネス」と読みます。
「囍」という印は中華料理店などでよく見られるものですね。
これは香港では「愛と成功のシンボル」とされていて、
中国で双喜字と呼ばれる言葉で、喜び事が重なった伝説に由来するそうです。
基本的な部品構成は日本国内で一般販売されているベアッガイさんと同じですが、
プラパーツの成形色はほぼ全て、このキット専用の新規色になっています。
このイベントでは合計7種類の会場限定ガンプラが販売されていましたが、
MS本体がイベント専用仕様になっているのは、
このベアッガイとMGユニコーンガンダムの2つのみで、
他のキットはパッケージやマーキング、台座が専用デザインになっているだけのようです。
トライバーニングガンダムのフルカラーメッキ版もありますが、
他の6商品が全て香港イベント専用のパッケージデザインになっているのに
トライバーニングだけ一般販売モデル風パッケージになっています。
恐らくこれだけは日本の他のイベントでも販売すると思われます。
11月のガンプラEXPO2015inTOKYOあたりでしょうか。
他の6種類のガンプラは香港専用仕様の為、
日本というか香港以外での販売は無いと思われます。
↓パッケージです。
大きなイベントの専用商品な為か、
フルカラーの専用デザインになっています。
↓Aランナーです。
成形色は赤色に変更されています。
アッガイバリエで最も色が近いと思われる
ベリーベリーベアッガイFと比較しています。
ベリーベリーが蛍光赤紫なのに対し、
Ver.囍では文字通りの赤色になっていますね。
↓Bランナーです。
こちらもAランナーと同じ成形色になっています。
↓Cランナーです。
Cランナーは黄色になっています。
ベアッガイさん通常版のクリーム色よりもはっきりした黄色ですが、
ネオン・ベアッガイさんのような蛍光色ではありません。
↓ABS製のDランナーです。
こちらもAランナーやBランナーと同じように
赤色になっています。
ベリーベリーの方は朱色になっていますね。
これを入れ替えて見るのも面白いかも?
↓Eランナーです。
蛇腹関節パーツですが、こちらも赤色になっています。
外装と関節が同じ成形色になっているのですね。
↓Fランナーです。
リボンストライカーのFランナーは
Cランナーのような黄色になっていますが、
色合いはこちらの方がより明るいですね。
材質は通常版と同じで柔らかいです。
↓Gランナーです。
口周りや肉球、尻尾等が配置されているGランナーも
黄色になっています。
↓Hランナーです。
ストライカーアタッチメント等のHランナーは
黒色に成形されています。
ベアッガイさん通常版ではダークグレーでした。
↓ポリキャップ、サーベル刃、シール類です。
ポリキャップはベリーベリーと同じピンクになっています。
サーベル刃は通常版等と同じ。
目のシールはベアッガイさん通常版ではなく、
ネオン・ベアッガイさんのものが付属していました。
Ver.囍専用のマーキングシールは厚みが目立ちにくいテトロンシールですが、
局面に貼る為、重なる部分の為に切り込みが入っています。
↓組立説明書とマーキングガイドです。
組立説明書はベアッガイさん通常版のものが入っていて、
専用マーキングシールの為のモノクロガイドが1枚封入されています。
ちなみにこのキットでは部品交換カードが入っていない為、
部品注文はもちろん部品交換もできません。
それでは、さっそく組み立ててみます。
まずは、目も含めシールを貼っていない状態から。
なんというか、すごく派手なカラーリングですね。
目のシールを貼ってみます。
ちょっと派手すぎますが、
これはこれでなかなかかわいいですよね。
つり目は白の方が似合うかなと思ったので白にしてみました。
それでは「Ver.囍」専用マーキングシールを貼って完成させます。
局面主体というより平面がほとんど無いベアッガイさんですので、
囍シールを貼る時は少し貼りにくかったですね。
特に胸と後頭部の大きなシールは
局面用に切り込みが入っていますが、
重なる部分がやはり少し目立ちますね。
各部のアップをシールが見えやすいように。
脚の囍マークは正面ではなく斜め側面に貼るようになっています。
テトロンシールはシールとしては厚みが少なめではありますが、
やはり局面には向いていませんね。
ボール(シャークマウス)等のカイナスシールだったら
どうだったでしょうか?
そういえば、カイナスシールって最近見ない気がしますね?
パーツ構成に関しては特に変わっていないので、
両手や口にビームエフェクトを差し込む事ができます。
キット付属のものは短めなSB6ですが、
HG-REVIVEガンダム付属のSB13等長めのものも取り付けられます。
↓オプション一覧です。
パーツ構成はベアッガイさん通常版と同じです。
画像ではアッガイの袖口パーツも映ってしまっていますが、
これは付属していません(^^;
という感じで「HGBFベアッガイIII Ver.囍」でした。
さて、HGベアッガイ系のキットは無加工でアッガイとしても組む事ができます。
アッガイとして組むには頭部や爪等一部パーツが足りませんが、
不足パーツはHGUCアッガイのAランナーに全て入っているので、
これを用いれば色んなカラーのアッガイを作る事ができます。
↓アッガイとベアッガイで共用される部位です。
HGUCアッガイのバリエであるHGベアッガイ系キットは
かなり多くの部分を共用しています。
というか、頭、バックパック、手だけしか違わないんですよね。
そしてこのように、不足するパーツはほぼ全てAランナーに入っています。
不要パーツを揃えれば、いつでもアッガイとベアッガイを組み替えて遊べますが、
唯一重複する首の蛇腹関節パーツだけは、
2セット用意するかバラすかする必要はあります。
私は色が近いベリーベリーベアッガイFのEランナーから持ってきていますが、
グレーになるのが気にならない人はアッガイのものを使っても良いと思います。
ポリキャップは足りない分はアッガイから流用で。
ベアッガイをアッガイとして組むには、
アッガイのAランナーだけ持ってくれば良いのですが、
部品注文で買うよりもアッガイそのものの安さを利用して
量販店でアッガイのキットを買ってしまった方が安く済みます。
という訳で、「Ver.囍」を「アッガイ」として組んでみました。
囍のマーキングを貼っていない状態だと、
なんとなくシャア専用っぽい感じがします。
黄色が目立つのですが、
どことなくシャア専用オーリスを連想させる気がするのは
私だけでしょうか?(^^;
マーキングを貼ってみます。
結構大きなマーキングなのに、
意外とイメージが変わらないのはベアッガイさんの時と同じですね。
そしてマーキングを貼ってもシャア専用ぽく見える点も変わらず。
これで黄色い部位をピンク系に変えれば、もっとシャア専用に見えるかも。
ピンク系のキットはいくつかありますが、今回は試していません。
なんだろう、なんかこのカラーリングは
ベアッガイさんよりもアッガイの方が似合うような気さえしてきました。
うん、なかなかイイ(笑
せっかくなので、同じようにアッガイとして組んだ
ベリーベリーとベアッガイさん通常版と並べてみます。
ベリーベリーは蛍光色なので若干目が痛いですが
通常版はやはりポップな色合いが似合いますね。
ちなみに、私の持っているベアッガイ系キットは
今のところ全てアッガイとして作ってあったりします。
ちなみにここまでやっといて何ですが、「HGUCアッガイの素組み」はありません(笑
私のガンプラのバリエコレクションというと、
HGUCユニコーンガンダムとHGガンダムVer.G30thが知られていますが、
実はHGUCアッガイ系もほぼ全て揃えていたりします。
ただ、全ラインナップを把握できていないので、
本当に全部揃ってるかは確認ができていなかったりはしますが…(^^;
という訳で「HGBF ベアッガイIII(さん) Ver.囍」でした。
最初に見た時は、なんだかラーメンが食べたくなる印象でしたが(何
作ってみたらなかなかイイ感じのカラーリングで気に入りました。
できれば多々買いしてマーキング有り無しとやりたいところですが、
このベアッガイさんは香港の会場でも真っ先に完売してしまったそうで、
日本ではなかなか手に入りません。(´・ω・`)
このベアッガイさんも例に漏れず、アッガイとして飾っております。
…そして、次のレビューが始まるのです♪(CV:黒沢ともよ様)
posted by ろあの〜く。 at 20:40| イベント限定ガンプラ