2015年08月30日

「MG ユニコーンガンダム Ver.Ka [CODE_852]」レビュー。


2015年8月1日より31日までの期間、香港タイムズスクエアにて開催されていた
Gundam Docks at Hong Kong II」の会場で販売されていたMGユニコーンガンダムです。

このキットは同イベント限定の「HGBFベアッガイIII Ver.囍」と同じく、
ガンプラ本体からしてこのイベント専用の特別仕様となっています。

商品名の「CODE_852」というのは、香港の国際電話の国番号の事です。
その為このキットも完全な香港専用商品となり、
残念ながら日本での販売はまず期待できないでしょうね。

基本的なパーツ構成は2007年に発売された「MGユニコーンガンダムVer.Ka」と同じですが、
外装が「MG百式Ver2.0」と全く同じ色合いの艶消しゴールドメッキとなり、
武装系ランナーとバックパック等の一部の成形色が専用色に変更され、
同イベントオリジナルデザインのマーキングシールが付属しています。

細かい部品形状に関しては、基本的には最初のVer.Kaと同じで、
膝関節部のみアニメ版以降の可動範囲が拡大された仕様になっています。


↓パッケージです。



パッケージはかつてのVer.Kaに準じた仕様になっています。
側面の細かいテキストは以前のVer.Kaより微妙に変わっています。
クリックすれば大きめな画像でテキストを読む事ができるようにしてあります。


↓サイコフレームのAランナーです。



成形色も部品構成もかつてのVer.Kaやアニメ版、
プレバン限定のフルアーマー赤と同じとなります。


↓サイコフレームのBランナーです。



こちらもAランナーと同じく特殊集光樹脂です。
最初のVer.Ka通常版には無かったふくらはぎのパーツが追加されています。


↓Cランナーです。



白い外装は全て艶消し金メッキになっています。
頭部はバルカンの無いVer.Ka版になっています。

↓MG百式Ver2.0と比較してみます。

画像のように、金メッキの艶具合や色合いは
MG百式Ver2.0と完全に同じになっています。


↓Dランナーです。



シールド表面の色合いがやや薄めではありますが、
MG百式Ver2.0初回ロットの色ムラ等はほとんど見当たりません。


↓2枚組のEランナーです。



裏面や側面にもしっかりと金メッキが施されています。


↓2枚組のFランナーです。



脚部側面装甲パーツはアニメ版のRランナーのものは付属しません。


↓Gランナーです。



上下幅のあるパーツが多いですが、
側面の色ムラも最小限に留められているようです。
百式2.0の教訓が生かされている?


ここからはABS製のフレームパーツです。
成形色は全て、Ver.Kaと同じグレーになっています。

↓Hランナーです。



↓Iランナーです。



↓Jランナーです。



↓Kランナーです。


このKランナーのみ、初期のVer.KaからK5とK6のパーツ形状が変更されています。
この部分は金型に直接加工を施しているので、
以前のVer.Kaと同じ形状では二度と生産できなくなっています。
Ver.Kaが再販されない理由はコレ…なのでしょうか?

↓Lランナーです。

blog1157_103.jpg


ここからは再びPS樹脂製です。

↓スラスターノズル等のMランナーです。

blog1157_109.jpg
成形色も全く同じライトグレーです。


↓武器類のNランナーです。


Ver.Kaがネイビーブルーだったのに対し、
CODE_852ではダークグレーになっています。


↓エネルギーパックのOランナーです。


Ver.Kaがブルーグリーンだったのに対し、
このキットでは武器と同じダークグレーになっています。
色が違う事が良かったのに、なぜ変えてしまったのか少し疑問です。


↓バックパックやスリッパ等のPランナーです。


Pちゃ…PランナーもVer.Kaのダークブルーから
ダークブラウンへと変更されています。
この成形色は艶消し金メッキに合っていて良い色合いですね。


↓サーベル刃とシール類です。


サーベル刃とホイルシールは通常版と同じです。
Ver.Kaのガンダムデカールは付属しません。
マーキングシールは厚みの控えめなテトロンシールで、
コーションラベル部分は基本的にデザインも貼る位置もVer.Kaに準じています。
これはHGUCやPGも同じカトキハジメデザインで共通ですね。
マーキングの一部にオリジナルのヘックスデザインを採用しています。


↓組立説明書とマーキングガイドです。


本キット専用マーキングシール用のフルカラーガイドが
1枚封入されています。
組立説明書は基本的にはVer.Kaのものと同じですが、
一部パーツ形状が異なる部分がちゃんと更新されたものになっています。



前述の通り、膝関節周りのパーツが一部
アニメ版以降のものになっている為、
説明書でも該当部分がこっそりと変更されています。
それ以外にも部品注文関係のテキストも微妙に更新されていますね。
その他の違いは確認できませんでした。
また、このキットも残念ながら部品交換も注文もできません。


それでは、組み立ててみます。
まずはマーキングシールを貼っていない状態でユニコーンモードから。


艶消し金メッキがギラギラ感の無い控えめな色合いな為、
なかなかカッコイイ感じがしますね。
もう少し色合いがオレンジに近ければ
某金ジムを連想するところですか(^^;








照明の関係で輝度が高く見えますが、
実際の金メッキの印象は百式2.0そのまんまなので、
持っている方はイメージし易いと思います。

デストロイモードへ。





私にとって久しぶりのMGユニコーンという事もあってか、
画像ではフンドシ部の展開を忘れていました(苦笑













サイコフレームが光を吸収して素材から発光して見える為、
なかなかいい感じにカッコ良く見えますね。
外装の金色が控えめなのも良かったと思います。
ボックスアートと同じくらいオレンジっぽかったら、
ちょっと偏りすぎたかもしれませんね。


それでは、マーキングシールを貼って完成させます。
相変わらず膨大な量のシールがあるので、
貼るだけで2時間以上かかりました(´・ω・`)
なお、文字数の関係でユニコーンモードは省略します。





マーキングがテトロンシールという事と数が多いという点から、
ちょっとシール感が目立ちすぎる気がしますね。
印刷が白というのもありますし。

マーキングが見やすいように、各部のアップをテケトーに。















デザインはカコイイのですが、やはりシール感がありすぎて
貼らない方が良かったかなぁとも思います。


↓オプション一覧です。

通常版と基本的に同じです。


という感じで「MGユニコーンガンダムVer.Ka CODE_852」でした。
さて、ろあの〜くさんと言えばサイコフレーム組み替えですが、
実は今までMGでは一度もやった事がありません。
というかユニコーンコレクションもHGUCに限定している為、
MGは全部買っていませんし、PGに至っては完全スルー状態です。
MGはHGほど簡単に気軽にできないのが難点なのですが、
一度もやらないのもどうかとも思うので、
良い機会なので、初のMGサイコフレーム組み替えをやってみようと思いました。

といってもサイコフレームの種類も少ないので、
ここは定番のグリーンフレームで!











やはりグリーンフレームは色合いが暗すぎますね。
光を受けてもサイコフレームが光って見えないのは辛いところ。

↓ブラックライトで照らしてみました。

グリーンフレームだけでなく、レッドフレームもしっかりと光ってくれます。
室内照明を点けたままでも光るのが良いですね。
できればMGでもセブンフレームやお台場フレームが欲しいところですね。
PGのグリーンフレームはどうなるんでしょうね?


以上「MG ユニコーンガンダム Ver.Ka [CODE_852]」でした。
久々のMGユニコーンガンダムでしたが、
意外と身体が覚えているのか、作る事自体はサクサクできました。
相変わらず変形が面倒臭いとかロック機構が無かったり弱かったりで
デストロイモードでカッチリと決まらないとか、
小顔足長体形がとか色々ありますが…。
個人的にはやっぱりユニコーンモードが一番好きです(`・ω・´)




…そして、私のレビューは続くのです♪
posted by ろあの〜く。 at 16:42| イベント限定ガンプラ