2015年10月01日
「MG ユニコーンガンダム グリーンフレーム/カラークリア」レビュー。
2015年7月18日より9月27日までの間、
東京六本木ヒルズ森タワーにて開催されていた
「機動戦士ガンダム展」会場にて
9月1日より販売が始まった会場限定ガンプラ
「MG ユニコーンガンダム グリーンフレーム/カラークリア」です。
このキットは同イベントのみの会場限定ガンプラ4種類のうちの最後のひとつで、
2014年の大阪会場では販売されていなかったものです。
ガンダム展の東京会場限定ガンプラMG4種類は
カラークリア外装が共通仕様となっていて、
このユニコーンガンダムもそれに準じていますが、
このキット最大のポイントは、
過去に発売されたグリーンフレームとは異なる仕様のサイコフレームと、
白いクリア外装がブラックライトに反応するという点ですね。
なお新規パーツは無く、部品構成は全て一般販売されているアニメ版と同じです。
↓パッケージです。
大阪会場も含めた、同イベント共通デザインですね。
↓ABS製サイコフレームのAランナー及びBランナーです。
一見すると、発売中のMGフルアーマーユニコーンガンダムVer.Kaや
MG小説版バンシィVer.Ka等のグリーンフレームと同じに見えますが、
実際にはガンダム展の方はブラックライトに反応しなくなり、
成形色は青味がやや強くなり透明度が増しています。
従来のグリーンフレームは黄色みがかっており、
ブラックライトに反応させる為にやや濁った感じになっています。
↓従来の赤・緑2色のサイコフレームと、ブラックライト反応状態を比較してみます。
画像の通り、ガンダム展のグリーンフレームは
ブラックライトにほとんど反応しません。
クリア外装のC〜Fランナーは無色透明となっていて、
ブラックライトに反応させる為に若干濁った感じになっています。
ユニコーンガンダムのクリア外装というと
過去にガンプラEXPO限定のフルアーマーメカニカルクリアがありますので
Dランナーで比較してみます。
メカニカルクリアはラメ入りクリア成形で
ブラックライトに反応しない為透明度が高いですが、
ガンダム展限定はラメが入っておらずやや濁った感じになっています。
↓クリア外装のC〜Gランナーです。
ガンダム展限定の他のMGと同じ成形色となっています。
↓ABS製のH〜Lランナーです。
内部フレームや関節部を構成するABS製ランナーは、
アニメ版(HDカラー)ではガンメタリック成形だったのに対し、
このキットはシルバーメタリック成形となっています。
↓Mランナーです。
こちらもABS製ランナーと同じ成形色になっています。
↓Nランナーです。
武器ランナーはスモークブラック成形となっています。
アニメ版はなぜか武器関係だけはメタリック成形じゃないんですよね。
↓Oランナーです。
アニメ版ではブルーグリーン成形でしたが、
ガンダム展はクリアダークブルー成形になっています。
↓Pランナーです。
Pく…PランナーはOランナーと同じクリアダークブルー成形になっています。
この成形色はHGUCフェネクスクリアカラーのバックパック等と同じで、
劇場限定バンシィNT-Dクリアの外装とも同じ成形色でもあります。
↓R1・R2ランナーです。
Ver.Kaからアニメ版へ可動範囲拡大等の為に追加されたランナーですね。
成形色は他のクリア外装と同じです。
↓ビームサーベル刃とシール類、組立説明書です。
基本的にはアニメ版の成形色変更モデルなので
アニメ版と同じものが入っていますが、
ビームサーベル刃だけはVer.Kaと同じピンクとなっています。
というか、アニメ版がブルーというのがおかしいんですけどね(^^;
このキットはイベント限定ガンプラなので、部品注文はできません。
では、組み立ててみます。
まずはユニコーンモードから。
若干色が濃くなったグリーンフレームと
やや濁り気味のクリア外装が中和し合っていて、
意外なほどマッチしていて良い感じです。
デストロイモードへ変形させてみます。
クリアパーツ周りがかなり硬くて、変形させるのも一苦労でした(^^;
ただの成形色変更モデルなので可動範囲等はアニメ版と同じですが、
元々動かないMGユニコーンガンダムがさらに全外装クリアパーツになったので、
動きは余計にぎこちないです(苦笑
前述の通り、このキットはクリア外装部分がブラックライトに反応して光ります。
同じ外装色のアストレイも光ったので、他のガンダム展MGも同様に光ると思われます。
ただ大阪会場から販売されているMGメカニカルクリア2種とメガサイズガンダムは光りません。
大阪限定だったHGガンダムはホワイトパール部分だけ光ります。
ブラックライトに反応して光るのは無色透明のクリア外装部分のみで、
パーツ表面は光らずエッヂの部分が光って見えるのでとてもキレイです。
また組み立て作業時、ゲートカットで出たプラの切りカスが星空のように光ってキレイでした(笑
このキットに合わせてブラックライトを業務用のものに買い換えましたが、
とてもキレイに光るのにうまく撮影できないのが残念でした。
↓オプション一覧です。
パーツ構成はアニメ版と全く同じなので、オプションも同じです。
という感じで「ガンダム展限定MGユニコーンガンダム」でした。
さて、せっかくのサイコフレームとクリア外装の組み合わせなので、
ここでやっぱりひとつくらいはサイコフレーム組み替えをやっておきたいところですね。
ブラックライトに反応するグリーンフレームとも組み合わせてみたいところですが、
色が同じだとつまらないので、あえて通常のレッドフレームにしてみました。
ユニコーンモードのほんのりピンクに見えるレッドフレームも良いですね。
見慣れているせいか、レッドフレームの方がユニコーンガンダムらしくて良いですね。
これでもし、お台場フレームやセブンイレブンフレームのサイコフレームがMGでもあったなら、
一度組み合わせてみたいものですね。
バンシィのクリアイエローやフェネクスのクリアブルーのサイコフレームもありますが、
予算的にも厳しいのでMGでの組み替え遊びはあまりできなくて辛いところです。
ていうかメッキじゃないMGフェネクス出して…(切実
レッドフレームでもブラックライトを照らしてみます。
レッドフレームはブラックライトにも強く反応するので、
ユニコーンモードでもサイコフレームが強く光って見えます。
画像がうまく撮れていないのでわかりづらいですが、
実際にはもっとキレイに見えます。
おまけ、ブラックライト反応いろいろ。
↓大阪会場限定のHGガンダムと、カップヌードルMGシャアザク。
HGUCユニコーンガンダムパールクリアと同じ成形色は反応しますが、
フェネクスのイエローパールクリアは反応しませんでした。
もし反応してくれれば、バンシィVer.GFTが
唯一光るイエローフレームになったのですが…。
↓HGUCユニコーン、バンシィ、フェネクスの反応比較。
HGのレッドフレームは反応が弱いので、
室内照明を消さないと光って見えません。
パールクリアのラメ入りピンクも反応しますが、
チタニウムのスモークピンクは全く反応しません。
フェネクスのブルーフレームは全く反応せず。
バンシィも今出ているイエロー系フレームで反応するものはありません。
↓HGUCユニコーンのグリーンフレーム3種の反応比較。
通常のグリーンフレームは水色に、セブンイレブンはそのままの色で、
お台場フレームはセブンイレブンより少し弱い反応でした。
↓MGユニコーンガンダムCODE_852も照らしてみました。
先日レビューしたCODE_852です。
グリーンフレームはフルアーマーのものなので反応します。
やはり、MGのレッドフレームはとてもキレイに光りますね。
という訳で「MG ユニコーンガンダム グリーンフレーム/カラークリア」でした。
発売されるまではグリーンフレームは従来のものと同じだと思っていましたが、
実際には成形色も含めて異なる新色で驚きました。
色に関してはガンダム展の方が濃いのですが、
透明度の関係で明るく見えます。
MGでもHGでも光るイエローやブルーのフレームが欲しいですね。
そしてPGではグリーンフレームはどうなるのでしょうね?
なお、今回の記事では画像枚数が250枚ありますが、
文字数の関係で途中のランナー紹介の画像をザックリ省略しています。
画像のファイル名が途中で飛んでいるものも全てUPされているので、
URL直打ちすれば全て見られます。
posted by ろあの〜く。 at 20:38| イベント限定ガンプラ