2013年08月07日
ガンダムフロント東京「ガンダム・サイエンス展」レポート。
ガンダムフロント東京にてこの8月1日より開催されている企画展
「ガンダム・サイエンス展」へ行って来ました〜。
この企画展はガンダムシリーズ(主に宇宙世紀)の世界観における
スペースコロニーやノーマルスーツ(宇宙服)、
モビルスーツやホワイトベース等の宇宙艦等が
現代の科学技術から見てどのくらいの現実味があるかというのを
専門家の意見や資料等を用いて解説したりしています。
4ヶ月ぶりのガンダムフロント東京でしたが、
細かい部分はやっぱりけっこう変わっているものですね。
実物大ガンダム立像の隣のスペースは
いつの間にかアスファルトで埋められていました。
ここに7月30日より1/12スケールの大理石ガンダムが展示されています。
この大理石像は「REIMEI white dawn」といって
東京都の「スポーツ祭東京2013」や東京五輪招致応援の為に
「TOKYOガンダムプロジェクト2013」が東京芸大の美術学部彫刻科へ
制作を依頼したものだそうです。
ギリシャのオリンポスの戦士をイメージしているそうです。
また7月20日からは実物大ガンダム立像の真下をくぐる
お馴染みのウォークスルーも実施されています。
実物大ガンダム立像ではもうお馴染みであり
今回も特別な要素もありませんが、
ガンダムの関節部の内側等、遠くからではなかなか見られない部分も
間近で見られるので、ついくぐってしまいますね。
実物大ガンダム立像そのものには特に変更点もありませんが、
夜間のライトアップでは新たにLEDを用いたものになっているそうです。
今回はスケジュールの都合上、夜まで居られないので
私は残念ながら見る事はできませんでした。
さて、それではダイバーシティ東京7階の
ガンダムフロント東京へと向かいます。
今回は、8月3日よりリニューアルされたDOME-G映像と、
そこに登場するユニコーンガンダム3号機フェネクスや
7月に販売開始されたMGνガンダムVer.GFT等のガンプラ購入と、
ガンプラTOKYOにて展示されている冬のガンプラ新作を
見に来るのが目的でした。
という訳で、まずは入口そばにあるガンプラTOKYOから。
ガンプラTOKYO入口真正面に展示されています。
正面は8月10日に発売になるMGガンダムVer3.0が展示されています。
その後方左右に、RGストライクフリーダムとMGサザビーVer.Kaがありました。
MGガンダムVer3.0はもう発売という事もあるのであえて省略します。
まずはRGストライクフリーダムです。
11月発売という事で、既に光造形試作が1体展示されていました。
RGストライクフリーダムは期待している人も多いと思うので、
今見る事ができる部分を、できるだけ撮影してみました。
ガンダムフロント東京内ではフラッシュが使用できないのですが、
ガンプラTOKYOは照明が十分なので、それなりに細かい部分まで見られますね。
あくまで光造形試作ではありますが、
プロポーションからディテールから全体のイメージが掴み取れると思います。
背部ウイングのドラグーンもHGのようにただ外せるだけではなく、
パーツ分割も細かく何らかのギミックがありそうな印象を受けます。
腰部レールガンも細かく作りこまれていそうですね。
頭部やその他各部の出来具合も、なかなか期待できそうです。
RGストライクフリーダムは11月発売という以外、
価格や詳しい商品仕様がまだ未発表となっていますが、
これなら十分期待に応えてくれそうですね。
続いてMGサザビーVer.Kaです。
光造形試作が展示されたRGストフリとは異なり、
とても残念な事にサザビーはコンセプトイラスト1枚だけの展示となりました。
とはいえただ絵が1枚あるだけという寂しいものではなくて、
画像のように透明な赤いアクリル板を重ねたものになっていました。
複層構造の前面にサザビーのコンセプトイラストが、
後面に「2013.12 ROLL OUT」のテキストが描かれています。
コンセプトイラストをじっくりと見ると、
MGνガンダムVer.Kaと同様に
ガンダムフロント東京DOME-G映像版になっているのがわかります。
8月の新バージョンで映像が刷新されたDOME-Gですが、
この新バージョンにもνガンダムとサザビーは出ているので、
前回のバージョンを見られなかった方も、
まだ見る事ができるので安心です。
それでは有料ゾーンへ入ります。
昨年の開業以降しばらくの間は、
有料ゾーンへと入るには最初にDOME-G映像を見る入れ替え制でしたが、
昨年後半より入れ替え制が廃止され、
一度有料ゾーンへ入ったらDOME-G映像は何度でも見る事ができるようになっています。
中へ入るときにもDOME-Gを飛ばして入る事もできます。
これは今後変更されるかもしれませんが、
8月4日時点ではまだこのようになっていました。
DOME-Gのお話は後に回すとして、先にサイエンス展から。
企画展スペースの入口を入ってすぐのところに
1/30000スケールのスペースコロニーの模型が展示されていました。
1/30000スケールとはいえ、ものすごく巨大な模型なのに
かなり細かい部分まで作り込まれていて驚かされます。
コロニーの河にあたるガラス面から見える内側にも
しっかりと街や森等が描きこまれていて、これを見た瞬間、
「すごーい、シリンダーの中に街がある。湖も!」という
クェス・パラヤのセリフが脳裏に浮かびました。
ちなみにコロニーの陸地部分は全長約26kmですが、
これを東京で例えた解説パネルもありました。
1枚の内陸パネルで新木場から狛江までにあたるそうです。
スペースコロニーに関する解説パネルです。
各ガンダム作品に登場する様々なコロニーの設定画と、
実際のスペースコロニーの技術面での解説がされています。
宇宙ステーションや宇宙服の模型が展示されていました。
モビルスーツのコーナーでは人型機械の動作や動力等に関する
現代の技術が展示されています。
プチモビの模型はZガンダムにおいてカミーユが
ジュニアモビルスーツ大会で優勝した時のものですね。
ノーマルスーツ(宇宙服)のコーナーです。
動きやすい宇宙服の開発に、日本の編み物の技術が注目されているとか、
なんだかすごいですね。
モビルスーツ等の動力源に関するコーナーです。
順路の関係で順番が少し変な気もしますが気にしない。
この辺りになると、もうちんぷんかんぷんです(笑
モビルスーツのコクピットのコーナーです。
この実物大サイズのコクピットは、もちろんRX-78ガンダムのですね。
残念ながら座ったり触ったりはできませんでしたが、
モニターにセイラさんが映っていたりとか、芸が細かいですね。
ビームライフルのエネルギー残量表示のとか、懐かしいですね。
各作品のMSのコクピット関係の設定画がパネルで比較されています。
ハロのコーナーです(笑
実はモビルスーツよりもハロの方が実現は難しいとか(^^;
ホワイトベースのコーナーです。
最後に軌道エレベーターに関するパネルも有りました。
「ガンダム・サイエンス展」はこんな感じでした。
技術的なお話に興味がある方は楽しめると思います。
この企画展は9月19日まで開催されています。
ガンダムフロント東京のミュージアムスペースでは、
今年1年を様々な企画展のリレーで繋ぐという催しを行なっているので、
このサイエンス展が終わったら、次の企画展が始まると思われます。
正直、遠方のファンにはそんなに訪れる事もできないので
見たいものがあってもなかなか見られないのが残念ですね。
今回の企画展のうち、解説系の展示パネルは
できるだけテキストが全部読めるように
画像のサイズもそれらだけ大きめにしていますので、
遠くて行けないけど興味があるという方は読んでみて下さい。
リニューアルされたDOME-Gについて。
前述の通り有料ゾーン内では何度でも見る事ができるようになっています。
今回の新バージョンではタイトルを「GUNDAM DIVE2」としています。
前回は「GUNDAM INTO THE DIVE」でしたが、
直接的な続きものという訳ではありません。
映像本編は前半部分が前回の映像と同じになっています。
ラプラス史跡とユニコーンガンダムの場面から始まり、
サザビーが現れてνガンダムとバトルをする展開は同じ映像でした。
最後にシャアザクがガンダムにとどめを刺そうをする場面までは同じで、
それ以降が新規になっています。
前回は最後に、逆襲のシャアの後のシャアの語りがエンドクレジット中に少し入りましたが、
それがなくなりシャアザクが僚機と共に去っていくシーンになっていましたね。
以降ガンダムが出ていないので、本当にとどめを刺しちゃったのかな?(^^;
ちなみに新バージョンではエンドクレジットそのものが無くなっています。
そこから先の新規映像の部分は、ぜひご自身でご覧下さい。
今回はナレーションがキラ・ヤマト&ラクス・クラインとなっていて、
映像は前回と同じ映像の前半、キラとラクスのナレーションによる新規の中盤、
そしてガンダムUCをフィーチャーした完全新作の後半の3部構成となっています。
後半のガンダムUCの部分はHGUCユニコーンガンダム3号機フェネクスの
初回特典冊子に脚本が掲載されています。
それでは、長文レポートにお付き合い頂きありがとうございましたm(_ _)m
posted by ろあの〜く。 at 12:15| イベントレポート