

ガンダムフロント東京限定で販売されている
「HGUC サザビー Ver.GFT」です。
4月に発売されて即購入したものの、転居時期と重なった関係で
しばらく作れなかった為、レビューが遅くなりました。
4月のGFT限定ガンプラ3体をこれから連続で投稿していきますので、
宜しければご覧下さい。
このサザビーVer.GFTは、昨年春のガンダムフロント東京開業と同時に発売された
「HGUC νガンダム Ver.GFT」と同様、ガンダムフロント東京DOME-G映像に登場する
カトキハジメ氏によりリニューアルされたサザビーをイメージしたキットです。
DOME-Gに登場するMSたちはみんなハイディテール化されて
GFTオリジナルデザインのマーキングが施されていますが、
HGUCでは成型色変更とGFTデザインのマーキングシールの新規付属で、
ディテールまでは再現されていません。
νガンダムの時と同じように、このサザビーも赤い外装系パーツが
グロスインジェクション成形となっていて、
光沢感がとても綺麗になっています。
というキットの概要をさらっと説明したところで
キットレビューに入ります。
まずはパッケージから。



他のGFT限定ガンプラと同じように、ボックスアートはカラフルな専用のものになっています。
とはいってもイラストそのものは通常版のCG変更なのは相変わらずですが。
↓組立説明書です。










νガンダムVer.GFTでは組立説明書は通常版と同じで、
マーキングガイドが新規に付属していましたが、
サザビーでは説明書そのものがGFT専用になっています。
νガンダムも専用のにして欲しいところですね。
GFT限定ガンプラはEXPOや劇場等のイベント限定ガンプラとは異なり
部品の単品注文が可能になっています。
↓多色成形のAランナーです。



赤い外装部分はグロスインジェクション成形になっているので、
光沢があります。
サーベルエフェクトは通常版と同じ色と材質です。
↓シールド及びリアスカートのBランナーです。



こちらもグロスインジェクション成形になっています。
↓脚部外装等のCランナーです。



濃い赤の外装もグロスインジェクションです。
箱の中でパーツ表面がこすれて付いたキズが、少しもったいないですね。
こういう大きめなパーツでは特に傷が付きやすく目立つので。
↓腕部等の2枚組のDランナーです。



赤系は全てグロスインジェクションですね。
小キズを磨いて消したくなります。
↓武装やバックパック等のEランナーです。



グロスインジェクションになっているのは赤いパーツだけで、
残念ながらシールドやバックパック等の黒いパーツは
通常の光沢の無い成型色になっています。
シールド外側が光沢があるのに中央の黒い部分は光沢が無いというのは、
ちょっと残念ですね。
せめてこのEランナーだけでもグロスインジェクションにして欲しいところですが、
バックパックとプロペラントタンクが別ランナーだったりと、
難しかったのでしょうね。
↓ファンネルコンテナやスラスター等のFランナーです。



こちらも通常版と同じ黒い成型色です。
↓関節部等のABS製のGランナーです。



通常版と同じガンメタリック成形になっています。
EランナーやFランナーと比べると若干光沢感がありますが、
グロスインジェクションではありません。
↓ポリキャップとマーキングシールです。



ポリキャップは通常版と同じ成型色です。
マーキングシールはGFT専用のものになっています。
モノアイのグリーンもこれに含まれていますが、
薄いテトロンシールなので、モノアイシールはモノアイに貼ると
完成後若干見えづらくなります。
さくっと組み立ててみます。
まずはマーキングシールを貼っていない素の状態から。



細かいマーキングが無い為情報量が減り、
その分赤い外装の光沢感がより際立って見えますね。
このままでも十分にカコイイですが、
せっかくなのでちゃんと全部のマーキングシールを貼って完成させます。



Ver.GFTのマーキングはRGと同じくらいたくさんあるので
RGと並べた時の違和感があまりなくて良いのですが、
その分貼る作業がけっこう大変だったりもします。
でもやっぱりカコイイですね♪
装備品を外した本体を8方向から。








続いて各部のアップを適当に。









マーキング部分をアップで。















ファンネルのひとつひとつにまでマーキングシールがあったりします。
フロントスカートのCD(シャア・ダイクン)等のマーキングデザインは
νガンダムVer.GFTと同様にGFTオリジナルデザインに変わっています。

あくまで通常版のカラバリですので、
パーツ構成や形状等は通常版と同一です。
関節部の可動範囲も同じですし、
HGUCヤクト・ドーガのエフェクトパーツで
ファンネルの射出状態を再現できる点も
同じです。
でもサザビーは左手でサーベルを持てるので
その点だけはHGUCνガンダムより良いですね。
という感じで、「HGUCサザビーVer.GFT」のレビューでした。
これでやっとνガンダムVer.GFTと並べる事ができるようになった訳ですが、
この7月にはMGでνガンダムVer.GFTがリリースされましたし、
年末にはMGサザビーVer.Kaの一般販売も発表されました。
恐らくνガンダム同様にMGサザビーVer.GFTも来年に発売されるのではと思います。
このサザビーやνガンダムのVer.GFTが登場するDOME-G映像は
8月よりリニューアルされましたが、
νガンダムとサザビーが登場するシーンは
リニューアル後の映像にも含まれているので、
これまで見る事ができなかった人も、ちょっとは安心でしょうか。
フルCGで描かれた逆襲のシャアラストの一騎打ちシーンは圧巻です。
ただ、最後のシャアのモノローグはカットされてしまったのが残念ですね。
逆襲のシャアの続きという、とても貴重なシーンだったのですが…。