7月にプレミアムバンダイ限定で発売された
「HGUC アナベル・ガトー専用ゲルググ」を作ってみました。
このキットはOVA「ガンダム0083」の第1話冒頭に登場した
ガトーがソロモン戦で使用していたゲルググを再現したキットになっています。
キットは一般販売されている「HGUC量産型ゲルググ/ゲルググキャノン」をベースに
ゲルググキャノンのパーツを削除して
代わりに新規パーツとして試作型ビームライフルを追加した仕様になっています。
↓パッケージです。
プレバン限定ではもはやお馴染みのモノクロ印刷のパッケージです。
MGクロスボーンガンダム2号機Ver.Kaでは一般販売のものと同様の
フルカラーのパッケージだったそうですが、
プレバン限定でそういうパッケージだったのはその1回きりのようですね。
少しさびしいところですね。
↓組立説明書です。
組立説明書は通常版と同じものになっていて、
新規パーツ用のシートが1枚追加されています。
プレバン限定ガンプラは
部品の単品注文が可能になっています。
↓多色成形のAランナーです。
ビームサーベルのエフェクトパーツ以外の成型色が
ガトーのパーソナルカラーに変更されています。
↓腕や脚の外装系のBランナーです。
こちらもガトーのパーソナルカラーであるブルーに変更されています。
↓ボディ等のCランナーです。
Cランナーの成型色もグリーンに変更されています。
ベースキットの都合上コクピットハッチのパーツもここにありますが、
残念ながらその1つのパーツだけの為の色分けはできなかったようで、
ガトー機の黄色いハッチはシールで再現する事になっています。
↓関節部や武装等のABS製のDランナーです。
Dランナーの成型色が通常版と同じかは、
通常版を持っていないのでわかりませんが、
キャノン用のパーツ類は入っていません。
この頃のキットはライフルやシールド等も
ABS成形になっているのが驚きですね。
↓完全新規ランナーとなるWP-01ランナーです。
ランナータグを見ると「WP-01」とあり
アルファベットのランナーナンバーも無いので、
このキット専用のランナーという訳ではないようです。
パーツは全て新規のもので、
ゲルググ用試作型ビームライフルとして
一足早く商品化されたシステムウエポン002のものとは
金型もパーツ分割も異なっています。
↓ポリキャップとホイルシールです。
ポリキャップは通常版と同じっぽいです。
ホイルシールはガトー専用になっていて、
コクピットハッチ用の黄色いシールも入っていますが、
ホイルシールなのでちょっと色合いに違和感がありますね(^^;
シールはこれだけなので、マーキングシール等はありませんでした。
さくさくっと作ってみます。
この段階ではまだコクピットハッチのシールを貼っていませんが、
貼ってなくても特に違和感は無いですね。
全身の画像です。
各部のアップも適当に。
ランナーの都合上、指揮官機用のアンテナも付属しているので
指揮官機仕様にもする事ができます(コンパチ)。
もちろんゲルググキャノン用の頭部は入っていません。
ゲルググキャノン用バックパック接続部には
量産型用のシールド接続パーツを付けますが
中のポリキャップはそのままなので
キャノンを持ってる方は
ガトー専用ゲルググキャノンとかやって遊べますね。
↓武装類です。
通常のゲルググ用ビームライフルもそのまま付属しています。
ビームナギナタは通常版と同様に
シールドや背中に装備させる事ができますが、
リアスカートへの装着は接続パーツが入っていないのでできません。
↓新規パーツの試作型ビームライフルです。
完全新規造形で、システムウエポン002のものとも寸法が若干異なっています。
↓システムウエポン002の試作型ビームライフルと比較してみます。
タンポ印刷のある方がシステムウエポン002です。
金型から変わっているので部分的に寸法が違いますが、
全長はほぼ同じになっています。
システムウエポンの方は合わせ目が出にくいですが、
こちらは完全なモナカ割り構造になっています。
フォアグリップが固定式で動かないのも同じですが、
別パーツになっているシステムウエポンと異なり
こちらは一体成型です。
ハンドパーツは明らかにシステムウエポンの方が小さいです。
一応ライフルグリップはどちらも互換性がありますが、
手首のボールジョイントがシステムウエポンの方が小さいため、
システムウエポン用のハンドパーツをゲルググに
取り付ける事はできません。
キャノン関係のパーツが
入っていませんが、
それなりに必要十分な
パーツが揃ってると思います。
以上「HGUC アナベル・ガトー専用ゲルググ」でした。
こういうカラバリ+一部新規パーツというのは
最近のプレバン限定ガンプラのパターンとなっていて、
個人的にもこのレベルならプレバン限定で十分かなと思います。
今回の試作型ビームライフルのランナーが
今後どこかで再利用されるのかが気になりますが、
もしも可能なら、同じライフルを使用する
ケン・ビーダーシュタットのMS-14G陸戦型ゲルググを
シールドも新規パーツで商品化してくれないかなと。
実はケンの陸戦型ゲルググ好きなんですよ。
