カトキハジメ氏がプロデュースするROBOT魂のシリーズのひとつ
Ka-signatureシリーズの新作「ガンダムMk-V」です。
ガンダムMk-Vは「ガンダム・センチネル」に登場する
いわゆるライバル機となるMSです。
オールドファンにとっては非常に重要性の高いセンチネルのMSが
久々に大型商品化されたという事もあって
センチネルをリアルタイムで見ていた私としても
ちょっと無視できないものでした。
6月に発売された同シリーズの「クスィーガンダム」もそうですが、
立て続けにオールドファンをくすぐるラインナップは
お財布にとても厳しいものでしたね。
↓梱包用ダンボール箱とパッケージです。
同シリーズやGFFシリーズと基本的には同じスタイルのパッケージですね。
中身が見えないブラインドボックスですが、
そもそも店頭販売していない時点で
外から中身が見えても仕方が無かったりもしますが。
↓ブリスターパックから取り出したそのままの素体です。
ただ単にバックパックがついてないだけですね。
バックパックを装備させてみました。
取り出してすぐに気付いた事なのですが、
今回のこのMk-Vは足首関節がとてもゆるくて、
巣立ちさせていても時々足首から倒れてしまいます。
全く立たせられないという程ではないので良いのですが、
先のクスィーガンダムと比べると明らかにユルユルと呼べるレベルです。
私はROBOT魂はクスィーガンダムとこれしか持っていないので
シリーズ自体がこんな感じなのかよくわかりませんが、
クスィーガンダムも一部の関節部が緩かったり
逆にキツすぎたりポロりがひどかったりとか色々あって、
かつてのGFFから素材と塗装レベル以外の面で
あまり成長していない印象があります。
その割に価格は上がっているという。
各部のアップをテケトーに。
可動部位に関してはさすがに多いですね。
肩関節も2箇所のボールジョイント可動に加えて引き出し機構があります。
ただデザイン上の制約でライフルを両手で構えられない(不自然になる)のは残念。
腰回りもグリグリ動かせますし、
デザイン的にそんなに邪魔にならないと思えるフロントアーマーさえも
引き出し機構が付いてたりとか、部分的にやり過ぎな気もします。
バックパックは設定通り可動し、ビームカノンを脇に抱えるポーズも取れます。
全体的によく動くのですが、
その分関節部が摩耗で簡単に緩くなる傾向にある為、
意外とぐりぐり動かして遊べなかったりします。
というか最初から足首弱いのは勘弁して欲しかったですね。
そこだけはホント残念。
↓基本装備形態です。
センチネラーとしては、この装備が一番印象に残っていますね。
↓ビームライフルです。
ニューディサイズに渡る前の連邦軍仕様の試作品も公開されていましたが、
商品化される際には是非とも連邦軍仕様専用ライフルを付けて欲しいですね。
デザイン的にはあっちのライフルの方が好みです。
↓シールド(という名のサブユニット)です。
センチネルの頃はZ系可変機のバリエーションが
最も多く考案されていた時期であり、
その影響もあってシールドというものが
ただの防御用装備ではなく、センサーや武装等の複合的機能を備えた
サブユニットとして追求されていた時代なので、
ガンダムMk-Vのシールドもそういったものになっていますね。
このMk-Vのシールドのデザインはかなり好みです。
それをなかなかしっかりと立体化してくれていますね。
↓ミサイルポッドです。
ミサイルポッドはそれぞれを分離させたりハッチを開いたりするギミックはありませんが、
軸接続で向きを変えられる他、2つを閉じたり開いたりはできます。
↓ビームカノン兼用ビームサーベルです。
ZZガンダムと同様の、いわゆるハイパービームサーベルと呼ばれるシロモノですね。
Mk-Vでは基本的にはビームカノンとして使用し、
サーベルとしてはあまり多様しない方向性でした。
ROBOT魂では設定通りに基部がボールジョイントで自由に角度を変えられますし、
バックパックそのものが2軸稼働で
ちゃんとビームカノンを脇に抱えるポーズを取ることができます。
またビームサーベル刃は両端どちらにも取り付ける事ができます。
グリップを手に持つ際は手のひらのダボに取り付けるので、
ポロリする事もなく、しっかりと保持できます。
ビームサーベル刃はかなり太くて長いものが2本付属しているので、
ハイパービームサーベルのカッコ良さとインパクトがちゃんと再現されています。
↓肩関節の引き出し機構です。
肩関節は肩アーマー内部に1箇所、画像のグレーの部分で1箇所の
合計2箇所でボールジョイント可動するうえ、
画像のようにボールジョイント1つ分を引き出せます。
↓リレーインコムです。
リレーインコムはバックパックのインコムと交換して再現します。
ワイヤー部はリード線になっているので、
あまり綺麗な直線を描けません。
リレーインコムの中継部は、
好みの場所に中継部パーツを横から差し込む形になります。
中継部は合計6個付属しています。
インコムヘッドはさほど重くないものの、
ワイヤー部がリード線な為にあまり形態保持性はなく、
長時間展開していると段々曲がってきてしまいます。
気になる人はいっそ真鍮線を黒く塗って代用してやった方がいいかも。
遠目に見てもグニャグニャ曲がってるリレーインコムなんてカコワルイですし。
↓オプション一覧と水転写デカールです。
完成品トイの良い所は、左右どちらの手でもライフルを持つ事ができる事。
いいかげん、ガンプラでも標準化して欲しいところですが、
ビルダーズパーツも含めて、ガンプラファンが望む形には
絶対にしてくれないバンダイさん。
せめてシステムウエポンでくらい実現してくれてもいいのにね。
という感じで「ROBOT魂 Ka.signature ガンダムMk-V」でした。
センチネルファンとしてはその完成度が気になったガンダムMk-Vでしたが、
造形は文句なしなものの、やっぱり可動部のユルキツの落差は
どうにかして欲しいところ。
また塗装面も塗装してあるところは今回はなかなか良かったものの、
胸部やミサイルポッド、手首等のライトグレーのパーツが無塗装だったりと、
前回のクスィーガンダムほどではないにせよ、
相変わらず無塗装パーツの質感の低さが足を引っ張る感じが目立ちます。
塗装面が綺麗であればあるほど、そういうのは目立つんですよね。
軟質樹脂製ハンドパーツがクスィーガンダムよりもしっかりしていて
ちぎれそうになったりぐにゃっとまがったりしないのも良かったです。
あとディスプレイスペースが付属しないのも残念。
クスィーガンダムは自力飛行MSという事もあって付属したのでしょうが、
できればGFFみたいに標準化して欲しいところです。
総評すると、先のクスィーガンダムほどではないにせよ、
これで8,400円の価値があるかどうかは微妙なところ。
センチネルやMk-Vにこだわりが無ければコスパは悪くないですが、
そもそもそういう人はまずこれを買わないでしょうし。
大体のところがよくできているだけに、
数えるほどの少ない欠点が大きく足を引っ張るのは
やはり残念でならないですね。
今後、連邦軍仕様が出たら買うと思いますが、
特に好きなMSでもなければこのシリーズを買い続ける事は無いかな。
そもそも私は実は完成品トイはあまり好きではなかったりします。
だから、めったに買わないんですよね(^^;
