2013年11月26日
「第43回東京モーターショー2013」初日レポート。
11月23日〜12月1日に東京ビッグサイトにて開催されている
2年に一度のクルマの祭典「東京モーターショー」、
過去15年間の東京モーターショーは全て行っている私は、
今回も欠かさずに行って来ました。
今回の東京モーターショーはその開催期間が
秋葉原UDXで開催されている「ガンプラEXPOワールドツアージャパン2013」と
バッティングしていた為、21〜24日の4日間東京に滞在し、
両方のイベントに行って来ました。
個人的にはガンプラEXPOの方をメインにしていたので、
東京モーターショーは今回は例年のような詳細レポートではなく、
初日の混雑状況を踏まえた簡単なレポート程度に留めておく事にします。
というのも、初日が土曜日でなおかつお台場での開催なので、
来場者数が半端無く、とてもじっくりと見て回ったり撮影したり等
できないほど盛況だった為です。
という感じで、ろあの〜くさんの東京モーターショー2013初日、
ダイジェスト風に書いてみますね。
東京ビッグサイトの会場へ向かう際、会場の駐車場へ直接乗り込むと
行きも帰りも渋滞に巻き込まれたりするのと
帰りにガンダムフロント東京に寄るつもりだった為、
ガンダムフロント東京側に車を停めて、歩いて東京ビッグサイトへ向かいました。
途中、トヨタのメガウェブ前にラリーカー等がたくさん並べられていたので、
思わず立ち寄って見て行きました。
特に気になったのがこの2台。
ガルパン(ガールズ&パンツァー)痛車のラリーカーでした。
どちらもガルパンのみかと思ったら、
艦これとかラブライブとか含まれていました(^^;
あまりじっくり見入っていると開場時間に間に合わなくなるので、
工事が終わって綺麗になったプロムナード公園を歩いてビッグサイトへ。
何気に工事が終わってからは初めて来たので新鮮でした。
そしてビッグサイト前に来ましたが、
イベント開催日の朝にこんなに空いているビッグサイト前を見るのもなんだか新鮮な気分…。
何か悪いものに毒されていますね(汗
開場1時間前に着いた時はそんなに人も多くなかったのですが、
開場時間直前になると結構増えていました。
やぐら橋よりも前とか、某イベントでは考えられないくらい前ですが。
開場と同時にマツダブースのある東館を目指します。
中へ入った時はさすがに空いていたので
毎年同じようにじっくり見て撮影していこうと思って居ましたが、
今回それはとても甘かったと後で思い知ります。
マツダ好きなのでマツダブースからです。
ブース内の展示車が全て赤で統一されていました。
ステージ上の3台も、フロアのクルマも全部赤!
一応端っこには新発売の特別仕様車が置いてあり、
それらは赤いボディカラーではなかったですが。
しかしここまで真っ赤に揃えられてるあたり、
マツダのソウルレッドプレミアムメタリックへのコダワリを感じますね。
新型アクセラに初搭載された「マツダ・コネクト」実演機です。
後で見に来るつもりでしたが、結局行けませんでした。
まぁ既に市販されているものなので、無理にここで見なくてもね。
マツダブースの2階ではスマホアプリの実演があったので、
ちょっとやってみました。
このアプリは「シェーキン・レーサー」といって、
スマホをシェイクする事でクルマを走らせるレースゲームです。
振れば振るほどスピードが出るのですが、
スピードを出し過ぎるとカーブでスピンします。
最大4台で同時プレイでき、大きなモニターで実況が見られます。
順位が変わるとクルマの順位表が上下に動きます。
その横のメーターがスピードで%表記になっています。
最初に説明を受けたらスマホを受け取って名前を入力し、
車種を選んでエンジンタイプを選択します。
車種はアテンザ、アクセラ、CX-5、787B、ロードスターの5車種あり、
端末によってレッド、イエロー、ホワイトのカラーに変わります。
エンジンはSKYACTIV-G、SKYACTIV-D、ロータリー13Bの3タイプで
どの車種でもどれでも選べます。
エンジンによって立ち上がりが早いとかトップスピードが出るとか違いがありますが、
車種による違いはありません。
ゲーム終了後にアンケート書くと、iPhoneケース&ストラップ、
もしくはストラップ単品がもらえます。
iPhoneケース&ストラップに付属するストラップと
ストラップ単品とでは少しだけ違いがあります。
これらの詳細はレビュー記事を別途上げておりますので、
興味のある方はこちらからご覧下さい。
デミオの12月に発売になる特別仕様車です。
ルーフの黒いラインはステッカーですね、当たり前ですが。
専用デザインのホイールと、黒いベゼルのLEDヘッドライトが欲しいです。
インパネはステアリングベゼルまでブラックメタリックになっていました。
マツダブースのステージイベントを動画に撮ってみたので貼ってみます。
マツダは今回コンセプトカーを1台も用意していなかったので、
ステージ上のクルマも全て市販済みのものです。
モーターショーらしくはないのですが、
近年の特に日本の自動車市場や今のマツダの状況を考えると、
むしろ正解な気がします。
ひと通りマツダブースを見て回っていたら、
いつの間にか周囲がものすごい人でごった返していました。
隣のスズキブース、奥の日産ブース、そして東館最大のトヨタブースの
10時30分頃の様子です。
この時点で私は、己の若さゆえの過ちを痛感させられました。
お台場での開催と、この日が土曜日だという点が最悪の状況を生み出していました。
人大杉!
前日までガンプラEXPO等でそれなりに体力を消耗していた事と合わせて、
今回のモーターショーでの撮影はこの時点で諦めました。
という事で、ここからはクルマはほとんど撮影していません。
例年なら国産メーカーだけで500枚以上撮影するところが、
今年は30枚も撮っていませんというか撮れませんマジで。
スズキブースです。
この辺りで既に身動きが思うように取れなくなっていました。
クルマやステージの撮影を諦め、隣の日産ブースを見てみると、
2階建て構造の上も下も人でビッシリ!
真っ黒に染まっていました。
という訳で日産ブースです。
日産はこれまでも頻繁に2階建てブースにしていて、
日産ブースだけでなく、周囲のブースや通路の混雑具合も確認できるので
毎回有りがたかったのですが、今回も期待を裏切らない、
2階建て風複層構造になっていました。
今回のポイントは今までのブースを取り囲んで真上から見られるタイプでなく、
展示車とコンパニオンさんによる紹介を上下からも見られる構造になっていました。
…邪な考えを抱いてはいけませんよ?
ブースの一番上にはGT-R等もあったのですが、
ご覧の通り、とてもじゃないですが見るどころか近づく事すらできません。
出口階段へ向かうだけでも一苦労だったので、
体力を浪費しないうちに撤退しました。
最後に、古き良き時代のダットサンでも。
今時の若い人は全然興味が無いらしく、
ここだけはほとんどの人がスルーしていて、
ある程度の年代以上の人しか立ち止まらなかったですね。
…寂しいところですが、仕方がありませんね。
ここで東館の反対側、東1〜3へ移動するべく日産ブースを後にします。
東館3の入口では、まさかのアサヒビールがビールを無料配布していました。
仮にもクルマのイベント会場でビール配るとか、何考えてんの!(※ノンアルコールです。
ダイハツブースです。
ダイハツも近年よく2階建て構造をやってましたが、
今回は以前の日産のような、中央のステージがよく見られる
ループ状になっていました。
そのステージには、新型コペンの外装着脱デモ等が上から見られます。
簡単に着脱できるというコペンの外装に興味があったのですが、
ここまで来るだけで既にかなり体力を消耗していたので
休憩がてら動画を撮っていこうかと思っているうちに
実演デモが始まってしまいました。
最初の方撮り逃しましたが、
スタッフに聞いたら、次の実演デモは2時間くらい後になるという事で、
そんなに待てないから、デモと後ろのムービーだけ撮影して撤退しました。
ここまでで既に来場者で各ブースも通路もパンク状態になっていました。
特にひどかったのがトヨタブースです。
左がトヨタ、右がスバルですが、
トヨタブースはもはや都内の満員電車さながらの凶悪な状態に。
今の私には、ここに特攻する勇気も度胸も体力も無く、
近づく事すらせずに撤退を余儀なくされました。
いくらなんでもね、物事には限度というものが、うんたらかんたら…。
気を取り直して三菱ブースへ向かいます。
今回の三菱ブースでは、ガルパンとのコラボがあるという事で
少し期待して行きました。
トヨタブースを見た直後だったので「なんて空いてるんだろう!」と
一瞬思ってしまいましたが、ご覧の通りステージ前やフロアは
人で埋め尽くされています。
この中でガルパンコラボを探しましたが、それらしいクルマが見当たらない…。
と思いきや。
とある壁の裏にありました。
…これだけ?
はい、展示はこれだけでした。
というのも、実はここに書かれているアプリを使って
三菱ブースのステージやクルマを撮影すると、
このARアプリではガルパンの西住みほやその他のキャラクターと
一緒にクルマを撮る事ができるようになっています。
また西住みほには5種類の動作やセリフのパターンがありますが、
対応する展示車5台を全て撮影すると、最後の6つめが解禁になります。
そんな風に三菱ブースで遊べるっていうものだったのですが、
さすがにこの激混みの状況下でそんな事できるはずもなく…。
諦めてガルパンイラストカードとパンフを貰って
更に込みゆく三菱ブースから逃げ出しました(笑
次はホンダブースです。この辺りでだいぶ疲れてきていたので、
東館に別れを告げて西館へ逃げていきます。
前回のお台場初開催のモーターショーでは
ホンダブースが凶悪な混み具合で辟易しましたが、
今回はタイミングの問題か、そこまで混んでいませんでした。
とはいっても、トヨタブースとかよりマシという程度で、
やっぱりクルマやステージを撮影できるような状況でもなく、
適当に見た後は西館1階からそのまま退散してしまいます。
…なんと駆け足なモーターショー観覧なのだろうか…(涙
という訳で西館の2階へ。
マツダのシアターを見たかったのです。
前回も同じようなものがありましたが、
今回もここで一休みしていこうと思いましたが…、
リラックスしすぎて途中で寝てしまいました(滝汗
なので半分覚えていないという…。
仕方が無いから、トミカブースへミニカーの開催記念モデルを買いに。
60分待ちという最後尾カードに驚きつつも並んでみると
わずか10分程度で買えました。
今回は特別欲しいモデルがあまり無かったので
この2つを買いました。
マツダ・アテンザとトヨタ・86です。
このミニカーに関しては別にレビュー記事を用意していますので、
興味のある方はこちらからどうぞ。
ここでフォロワーさんから
この東京モーターショー会場に大河原邦男さんデザインのクルマがあると情報が。
さっそく向かってみると、トミカブースの近くにありました。
超小型モビリティ「みらいプロジェクト」という企画なのだそうです。
その超小型車のデザインを、ガンダム等のデザイナー大河原邦男さんが手がけているそうです。
その為ブースには大河原邦男さんのガンダムやボトムズ等のイラストも展示されていました。
ちなみに写り込んでる人は私ではなくて横に居たおじさんです。
掲載している画像の中に私が映っているものはありません。
プロジェクトの公式サイトでもあればリンクを貼る所ですが、
パンフレットにもアドレスは載ってないし、検索しても出てきませんので、
仕方なくパンフレットを載せておきますね。
画像をクリックすると、かなり大きなサイズで見られます。
こんな感じで、第43回東京モーターショー2013初日を駆け抜けました。
例年ですと丸2日間朝から晩までかけて全部見て撮影して周るところですが、
今回は21日のガンプラEXPOをメインにしていた事と、
モーターショーの展示やステージがあまりにも
かつての幕張時代の東京モーターショーのような楽しさ、
夢のあるコンセプトカーや展示等が無く、
目の前の現実をただ企業・団体という目線を変えて見せられているだけのような
そんなかつてのドキドキもワクワクも無いモーターショーになってしまったと
前回以上に感じていたので、2日目は行く事はせずに、素直に帰投しました。
当初の計画では旅行最終日の24日に
ガンダムフロント東京でお買い物をした後、帰路に着く予定でしたが、
23日のうちにモーターショーの帰りに立ち寄る事に。
歩いてプロムナードをダイバーシティへ向かうと、
実物大ガンダムの近くにたくさんのクルマが置いてありました。
東京モーターショーと連動して、ここでもクルマが展示されていました。
噂のピンククラウン、初めて見ました。
なんというか、ネタ以外でこういうのをやっちゃうのが
今のトヨタなんだなーと、改めて実感したり。
ガンダムの近くにシャア専用オーリスも置いてあったようですが、
人混みで気付きませんでした。
何度目かもう数えられないくらい見てる実物大ガンダム。
今は背後のモニターでも演出の告知映像なんか流れてるんですね。
昨年の開業当時から、細かく進化しているようですね。
さて、このまま7階のガンダムフロント東京へ向かい、
企画展「モビルスーツ展」見学と新グッズを購入しに行きます。
1/10スケールの百式&メガバズーカランチャーと、アカハナのトナカイ(笑
その詳細はこの次の記事「ガンダムフロント東京企画展 モビルスーツ展」レポートをご覧下さい。
posted by ろあの〜く。 at 01:05| イベントレポート