

1月17日頃より全国のセブンイレブン店頭にて販売が始まった
「HGUC νガンダム Ver.GFT セブンイレブン・カラー」です。
このνガンダムは2012年4月に東京お台場に開業した
ガンダムフロント東京の限定ガンプラのひとつとして
開業と同時に発売された「HGUC νガンダム Ver.GFT」を
セブンイレブンのイメージカラーへと変更したものです。
GFTではメタリック成形やグロスインジェクション仕様だった外装部分は
成型色変更と共に通常仕様の成形へと変更されました。
また機体各部に貼られていたコーションマークも
そのほとんどが省略されています。
↓パッケージです。




これまでに販売されてきたアッガイやガンダムG30th等と
共通イメージのボックスアートになっています。
↓多色成形のAランナーです。



GFTではグロスインジェクションだったボディやバックパック等は
セブンイレブンのイメージカラーであるデイトナグリーンへと変更され、
光沢感の無い通常仕様の成形となっています。
アンテナ等のオレンジや顎等のレッドは
アッガイVer.GFTセブンイレブンカラーとは異なり、
以前のガンダムVer.G30thセブンイレブンカラーと同じ成型色になっています。
↓ボディ等の外装系Bランナーです。



ホワイトの外装パーツもGFTのグロスインジェクション仕様から
通常仕様へと変更されています。
ホワイトの色合いはガンダムG30thセブンイレブンカラーとは異なり、
アッガイVer.GFTセブンイレブンカラーと同じになっています。
↓武装やハンドパーツ等のABS製Cランナーです。



通常版やVer.GFTではガンメタリック成形になっていましたが、
セブンイレブンカラーではシルバーメタリック成形になっています。
↓腕や脚、フィン・ファンネル等の2枚組Dランナーです。



こちらもBランナーと同じく通常のホワイト成形になっています。
↓スリッパやフィン・ファンネル等の2枚組Eランナーです。



νガンダムの紺色部分は全てデイトナグリーンへと変更されています。
今回のセブンイレブンカラーではグロスインジェクションのパーツは無いので、
このEランナーも通常仕様となっています。
↓関節部等のABS製Fランナーです。



これもCランナーと同じくABS製のシルバーメタリック成形になっています。
↓ポリキャップ、ホイルシール、マーキングシールです。





ポリキャップは通常版やVer.GFTと同じものです。
ホイルシールはフィン・ファンネルのオレンジ部等の為に
セブンイレブンカラー専用のものになっています。
マーキングシールはVer.GFTの大量のコーションマークのものから、
セブンイレブンのラインデカール中心のものへと変更されています。
コーションマークはほとんど廃止された為、
残ったコーションマークはフィン・ファンネル先端部のみになっています。
↓組立説明書とマーキングガイドです。


組立説明書はHGUCνガンダム通常版と同じものが入っています。
元になったVer.GFTでも同じなので仕方が無いのとは思いますが、
以前のガンダムVer.G30thセブンイレブンカラーの時のように
専用のものだったら良かったのですが…。
マーキングガイドはフルカラー片面印刷が1枚のみです。
コーションマークがほとんど省略されているので、
これで事足りるという事でしょうね。
一部見づらい場所がありますが、適当に見当付けて貼れという事のようです(^^;
さっそく組み立ててみます。
まずはセブンイレブンのマーキングシールを貼っていない状態から。











マーキング無しのフル装備の状態ですが、
デイトナグリーンが明るめの色合いで成形されているので、
ものすごく綺麗で爽やかな良い感じがします。
個人的にはすごく好みの色合いで気に入ってしまいました。
まさかこんなにνガンダムにグリーンが似合うとは思いませんでした。
フル装備じゃない素体の状態も載せようと思い撮影したのですが、
ひとつミスをしてしまい、普通のνガンダムのスタイルではなくなっていました。











パッと見ではわかりにくいですが、
よく見ると腕とバックパックが左右対称になっています。
私が元々持っていたνガンダム通常版で
遊びでやっていたダブル・フィン・ファンネル仕様を
セブンイレブンカラーでもやろうとしてたわけですね。
これでも一応イメージは伝わるかと思います。
まぁせっかくなのでそれも載せておきます。



MGνガンダムVer.Kaでだいぶ有名になったダブル・フィン・ファンネル仕様。
左右6枚ずつ合計12枚のフィン・ファンネルによるダブル・フィン・ファンネル仕様は
HGUCνガンダムでも完全無加工で再現可能です。











フィン・ファンネルもデイトナグリーンになっている事もあって、
ダブル・フィン・ファンネルにするとより明るい印象となりますね。
カッコ良さや迫力はあまり無く、より爽やかになってしまったような(^^;
セブンイレブンデザインのマーキングシールを貼って完成させます。











機体各部のコーションマークがほとんど無くなり、
いつものセブンイレブンのラインデカールが数カ所に追加されているので、
全体のイメージはVer.GFTとはだいぶ変わりますね。
今回はセブンイレブンのロゴやラインデカールがあまり強く主張していないので、
マーキングを貼る前とそこまで違って見えないのも
デイトナグリーンの爽やかさが失われなくて良い感じです。
フロントスカート等にある「711」のマーキングが
遠目に「ZII(ゼッツー)」に見えるというのは、よく聞くお話(笑
フル装備にしてみます。











フィン・ファンネルの上端のラインデカールが
位置を合わせながら貼るのが意外と難しかったですね。
ファンネルを分離して貼ると
接続後に意外と上下にズレていたりするので
接続した状態で貼るのですが、そうすると
斜めの面が意外とズレやすかったり。
シールドと左肩のアムロのマーキングは
Ver.GFTと同じものも入っています。
また左肩のAの文字は文字単体でレッドとグリーンの2つが付属しているので
遊びで変えても良いと思います。
できればシールドのユニコーンマークも
グリーンの単体のものがあれば良かったですね。
各部のマーキングが見やすいように、アップでてきとうに。


















基本的なデカールのデザインは今までと同じなのですが、
今回のνガンダムではラインデカールが細くなったりロゴが小さめになったりしていて、
それらが主張控えめなので全体で見た時の派手さが抑えられていますね。
武装類です。


















Ver.GFTではライフルやバズーカ、サーベルグリップにも
コーションマークがありましたが、
セブンイレブンではそれらは無くなっているので
よりシンプルに見えますね。
なぜフィン・ファンネルにだけ残ってるのかは謎です。
きっと見栄え的なものでしょう。
せっかくなので、Ver.GFTと比較してみる。






やはりカラーリングが違うだけで印象は全く違いますね。
Ver.GFTのオレンジ部分は今見るとこれは
ユニコーンガンダム3号機フェネクスの外装と同じ
イエローパールクリア成形だったんですね。
↓オプション一覧です。

パーツ構成はVer.GFTや一般販売の通常版と全く同じなので、
左手で武器を一切持てない点も同じです。
νガンダムのハンドパーツは専用のサイズの為
他のHGUCから流用できないので
左手で何かを持つ事ができないのは辛いところです。
さて、ここからはちょっとお遊び。
最初は「νガンダム(ダブル・フィン・ファンネル仕様) セブンイレブンカラー」です。











マーキング類が控えめなのもあって、
貼る前とあまり変わらない感じですね。
右側のファンネルはマーキングを貼っていませんが、
斜めのラインデカールが合わなくなるからです。
続いて「νガンダムHWS セブンイレブンカラー」です。























HGUCνガンダム ヘビーウェポンシステムの強化パーツ類も
そのまま取り付ける事ができます。
ハイメガシールドや脚部スラスターの紺色部分も
デイトナグリーンで揃えてやれば、もっとカッコ良くなりそうですね。
ついでなのでマーキング無しのヘビーウェポンシステムも載せてみます。



セブンイレブンカラーのアッガイ&G30thと並べてみる。

ホワイトとグリーンがアッガイと、レッドとオレンジがG30thと同じなのが
よくわかると思います。
全体のイメージでは同じGFTデザインのアッガイと
揃えられていますね。
という感じの「HGUC νガンダム Ver.GFT セブンイレブンカラー」でした。
思えばセブンイレブンのガンプラもずいぶんたくさん出ましたね。
G30thだけで4種、シャアザクにベアッガイにストフリ、アッガイ、νガンダムと。
今回のνガンダムは時期的に考えれば、今最も熱く燃えている
ビルドファイターズのビルドストライクガンダムあたりが妥当だと思うのですが、
ビルドストライクではなく昨年のアッガイGFTから3作続けてのGFT推しでしたね。
もし次があるとすると、今度こそビルドストライクに行くのか、
それともまさかのサザビーセブンイレブンカラー?
成型色変更のみでできるパターンになるはずなので、
そこを踏まえて「次」を予想してみるとの面白いかもしれませんね。
