

バンダイ公式ガンプラコンテスト「ガンプラビルダーズワールドカップ2013」の
一次審査を通過した際に貰える記念品「HGガンダムVer.G30th スモークブラッククリアVer.」です。
普段は限定ガンプラの素組みレビューしかしない私には本来手に入らないものですが、
昨年のGBWC2013に参加し日本最終選考まで残ったお友達のご好意により
譲って頂く事ができましたので、いつもより若干時間をかけて丁寧に作ってみました。
クリア成形モデルですが、せっかくの逸品なのでゲート跡はほぼ全部消してあります。
キットは2009年にガンダム30周年を記念して1年間限定販売された
「HG ガンダム Ver.G30th」の成型色変更モデルです。
その為部品構成等は一般販売されたG30thと全く同じになっています。
↓パッケージです。



記念品という事なので、飾り気の無いシンプルなパッケージですね。
パッケージサイズは通常のG30thと全く同じです。
↓本来は多色成形のAランナーです。



今回はフルスモーククリアモデルという事で、
ボディのブルーもスリッパのレッドも関節部のグレーも、
全てがスモークブラッククリア単色で成形されています。
↓腕や脚等のBランナーです。



こちらもAランナーと全く同じスモークブラッククリアで成形されています。
全身クリアパーツなので、とてもプラが硬いです。
↓武装類のCランナーです。



武器も全て同じスモークブラッククリアで成形されています。
ランナーの右端に2本飛び出している部分はスイッチで分離された
「HGガンダムVer.G30th プレミアムゴールドVer.」用のシリアルナンバープレートです。
↓ポリキャップ、ホイルシール、金属チェーン、組立説明書、部品交換カードです。



ポリキャップは少し珍しい真っ黒で成形されています。
ホイルシール、ガンダムハンマー用金属チェーン、組立説明書は
一般販売版のG30thと全く同じものが入っていました。
記念品や懸賞商品等は部品の単品注文はできないので、
期間限定の交換カードが入っています。
それでは、さくっと組み立ててみます。
まずは武器類を持たない素体状態から。











スモークブラッククリアと言っても実際の成型色はとても薄く、
パーツ単位ではかなりスケスケな無色クリアに近いものですが、
組み上げるとそれなりにスモークブラックと呼べる
ほんのり紫がかったスモーククリアになっているのがわかりますね。
あまり色が着いていないと「セロテープのゴミ」と呼ばれそうですが、
これなら大丈夫…?
ライフルやシールド等を装備させてみます。










真っ黒いポリキャップが透けているとはいえ
基本的にはスモークブラックの単色成形なので、
ライフルとシールドが付いただけではあまり印象が変わりませんね。
各部のアップを適当に。












↓ビームライフルです。






HGガンダムVer.G30thは実物大ガンダムのデザインを格安で手にできるという
廉価版ガンプラという位置づけでもあったので、
価格が安かった分ハンドパーツも少なく、
左手は閉じた握り拳1つしか無いため、
ライフルのフォアグリップを左手で持つ事もできません。
画像でもフォアグリップの近くに添えているだけです。
↓シールドです。



シールドは左右の腕に装備できる他、背中にも装備できます。
↓ハイパーバズーカです。






バズーカは腰後ろに装備する事もできます。
↓ガンダムハンマーです。



ガンダムハンマーも右手でしか持つ事ができません。
できる事なら左の持ち手か平手が欲しいところですが、
デザインの合うハンドパーツもほとんど無いのが辛い所。
↓ビームサーベルです。



廉価モデルであるが故に、2009年の商品でありながら
ビームサーベルがグリップ一体成型というのも残念なポイント。
ただバックパック用のサーベルグリップには元から穴が開いていて、
一般的なHGUC用ビームサーベル刃がそのまま取り付けられます。
画像では「HG ジムスナイパーK9」付属のものを取り付けています。
↓サーベル刃の長さ比較と、オプション一覧です。


「HG ジムスナイパーK9」付属のサーベル刃とG30thの一体成型サーベルの長さは同じです。
サーベル刃は代用が簡単にできるので良いのですが、
やはりハンドパーツはなんとかしたいですね。
一応「極め手(1/144角)」がデザイン・サイズとも一番流用がしやすいですが、
ビルダーズパーツやHGUC連邦軍系(逆襲のシャア以前)でも流用は可能ですね。
という感じで「HG ガンダム Ver.G30th スモークブラッククリアVer.」でした。
ブラックなG30thというと、2011年1月リリースの吉田カバンとのコラボバージョンがあるのを
覚えている方はどのくらいいるでしょうか。
という事で、ちょっと並べてみました。







「B印 YOSHIDA × PORTER × GUNPLA SPECIAL PACKAGE Ver.」のレビューはこちら。
吉田カバンVer.はグロスインジェクション成形の黒外装に
一部スモークブラッククリアが組み合わされたツートンカラーですが、
今回のスモークブラッククリアとはスモーククリアの色合いは異なっています。
吉田カバンの方は透けていないのがポイントですね。
なお画像の吉田カバンVer.は頭部アンテナのフラッグ切り取りと
ツインアイ部分の部分塗装をしています。
当時はまだガンプラレビューをしはじめた時期でもあるので
限定モデルでも物によって一部部分塗装等手を加えているものも多いです。
さて、これで私が作った「HGガンダムVer.G30th」は13体になりました。

私が確認できる範囲で下記の23種あり、このうち22種までは手元に揃っています。

☆印は今現在でも市販されていて入手できるG30thバリエになります。
できることなら残りあと1体クリアレッドモデルが手に入ると良いのですが、
残念ながらその願いは叶いそうにありません…。
HGUCユニコーンガンダムはもうフルコンプ不可能が確定しているので、
せめて、最初からフルコンプ目指していたG30thくらいは何とかしたいものですが…。
夢のフルコンプレビューはちょっと難しそうですね(´・ω・`)
