

5月17日より最終章の劇場公開が始まった「機動戦士ガンダムUC episode7」。
その劇場限定ガンプラ第1弾「HGUCバンシィ・ノルン(デストロイモード)NT-DクリアVer.」です。
今回も劇場限定ガンプラの販売がありますが、
今回は3種類のガンプラが週替り販売される事になっており、
その第1弾がこのバンシィ・ノルンです。
第2弾には「HGUCジュアッグ 劇場限定クリアVer.」、
第3弾に「HGUCユニコーンガンダム(デストロイモード)メッキフレーム/メカニカルクリアVer.」と
続く事になっていますが、今回の劇場限定ガンプラはこれまでと異なり、
どうやら販売数量がとても少なくなっているようで、
このバンシィ・ノルンは初日の午前中にはほとんどの劇場で完売状態となっているようです。
これまでは週が明けても在庫がある劇場も珍しくなく、
転売屋対策をしっかりしているなーと関心もしていたのですが、
今回は公開劇場が一気に増えた事と関係があるのか、
1館あたりの割当数が相当少なく、場所によっては100個あるかどうかというところも…。
今回初めて劇場へ行った人も多いでしょうし、
これまで在庫が潤沢にあった事から初日の早朝を避けた方も多かったと思います。
そういった方はほぼ全員が買えなかった事になるんですよね。
私も愛知県の2劇場の状況を早朝から見ていましたが、
名古屋ミッドランドスクエア、MOVIX三好共に
わずか1時間ちょっとでガンプラ整理券配布終了、BDも昼までもたなかったようです。
事前に数が少ないという情報も出回っておらず、涙を呑んだ人も多いようで、
また逆に販売数が多い関東は初日に完売しなかったところも。
ガンダムUC最後の劇場公開でこれはちょっとよろしくなかったと思います。
販売数量を絞るなら、劇場公開と同時にプレバン受注開始とかすれば
まだ良いとは思うのですが、今のところそういう動きもありませんね。
残りガンプラ2種はできるだけ、転売屋ではなく本当に欲しい人の手に渡るようにして欲しいところです。
さて、こんな予想外の状況ではありましたが、
私は前夜祭のチケットを2枚取っていた為、
今回のバンシィ・ノルンは最初から2個手に入れる事ができていました。
いつもなら更に17日に並んでもういくつか…と行くところでしたが、
今回のバンシィ・ノルンは以前の劇場限定バンシィと
成形色的にはほとんど同じで目新しさも無い為、追加を買うつもりも無く
17日は前夜祭から帰宅してそのまま朝までBDを繰り返し見ていました。
と、前置きが長くなりすぎたのでレビューに戻りますね。
キットの概要は前述の通り、episode5の劇場限定バンシィと
基本的にはほとんど同じで、パーツ構成がバンシィ・ノルンになっただけです。
外装もサイコフレームも成形色はep5のものと全く同じになっています。
↓パッケージです。



いつも通り、ep7のキービジュアルが描かれたボックスアートで、
側面にはガンダムUCシリーズのHGUCラインナップが並んでいます。
↓組立説明書と部品交換カードです。


組立説明書はバンシィ・ノルン通常版と同じものが入っています。
劇場限定やイベント限定のガンプラは部品注文ができないので、
いつもの部品交換カードが入っています。
↓多色成形のAランナーです。






スリッパとバックパックはクリアパープルに、
関節部はクリアゴールドで成形されています。
このゴールドはクリア素材なのでプラがちょっと硬いです。
これら全てep5の劇場限定バンシィと全く同じです。
↓Bランナーです。






外装は紺色のクリア成形になっています。
これも以前のバンシィと全く同じ成形色です。
↓2枚組のCランナーです。






こちらもep5のバンシィと全く同じです。
色合いも透け具合も変わりません。
↓Dランナーです。






バンシィ・ノルンになってパーツ構成が変わった為、
Dランナーは新規パーツを含んだ金型になっています。
中央の隙間にはビームジュッテのD2ランナーが入ります。
ひとつの金型でスイッチを使って切り替えた方がコストが抑えられるので
こういうランナー構成になるガンプラが最近は多くなっています。
フルアーマーユニコーンガンダムユニコーンモードのビームマグナムもそうですね。
金型は変わってもDランナーの成形色は以前のバンシィと全く同じです。
↓サイコフレームのEランナーです。






サイコフレームの成形色も変わっていません。
通常版ではバンシィからバンシィ・ノルンになって
サイコフレームがオレンジメタリックからクリアイエローへと変更になったので
劇場限定でも変更されるかもと思ったのですが、
特に変わる事はありませんでしたね。
↓アームドアーマーDEのFランナーです。



アームドアーマーDEの成形色は外装もサイコフレーム部も
バンシィ・ノルン本体と同じです。
シールドレール部はユニコーンガンダムパールクリアVer.や
3号機フェネクスクリアカラーVer.のそれと同じスモーククリア成形になっています。
↓G1・G2・D2ランナーです。






襟周りやアームドアーマーXC用のパーツが入っているGランナーは
金色成形が関節部と同じクリアゴールド成形になっています。
以前の劇場限定バンシィではアンテナと襟周りは
サイコフレームと同じ成形色でしたが、
今回はパールゴールドに変更されています。
数少ない変更点ですね。
↓ポリキャップとホイルシールです。



ポリキャップ、ホイルシールともにバンシィ・ノルン通常版と
全く同じものが入っています。
ポリキャップの成形色はep5限定バンシィと同じ。
ホイルシールはバンシィ・ノルン通常版と同じですが、
バンシィでは金色が反射のあるメタリックシールだったのに
バンシィ・ノルンではオレンジイエロー印刷のメタリックではないものになっています。
微妙に質感が下がってるのが残念です。
サクっと組み立ててみます。
まずはホイルシールを貼っていない状態から。








ホイルシールを貼って完成させます。











ホイルシールの質感低下は貼ってしまえばほとんど気にならないレベルです。
アームドアーマーXCだけはシールを貼るとちょっとかっこ悪くなってしまいますが、
シールを貼らないとまた変な感じでもあるので、難しいところですね。
塗装できる人は成形色に合わせて塗装した方が良いでしょう。
武装を装備させてみます。



シールドは本来は不要パーツ扱いですが
組み立てに必要なパーツは全て入っているので組み立てる事ができます。
ビームサーベル刃はユニコーンモードにのみ入っているので、
このデストロイモードには入っていません。



アームドアーマーDEは背中に装備させれば
シールドとの同時装備も可能になります。
DEの中央にあるポリキャップ部にはカバーパーツがありますが、
取り付けるのを忘れていたので画像では付いていません。
各部のアップを適当に。






























バンシィ・ノルンになって装備が変わったとは言っても、
成形色に違いは無いので、新鮮さが全くありませんね。
↓ep5劇場限定バンシィと比較してみます。



アンテナと襟周り外は成形色が全く同じなので
やはり新鮮さはありませんね。

パーツ構成はバンシィ・ノルン通常版と
全く同じです。
フルアーマーユニコーンガンダムでは
デストロイモードにもビームサーベル刃が
入っていたので、バンシィ・ノルンでも
付けて欲しかったですね。
今回のおまけネタその1。
同日発売になった雑誌「ガンダムUCエースVol.6」に付属の
「HGUCハイパービームジャベリン」を使って
「フルアーマーユニコーンガンダム・プランB」を再現してみました。









とりあえず装備のみをかき集めてきたので色はマチマチですが、
なんとか無加工で再現できる事がわかりました。
背中のアームドアーマーDE接続アームがXCに干渉したり、
そのままDEを付けるとXCとガッツリ接触してしまいますが(^^;
フルアーマーユニコーンガンダム・プランBのカラーリングは
1号機ベースで青いサイコフレームになっています。
結構簡単に商品化できそうなので、プレバン限定でそのうち出そうな気がしますね。
おまけネタ、その2。
今回はサイコフレームの成形色に変化が無いので、
代わりに5月8日に発売になった「ユニコーンガンダム セブンイレブンカラー」から
蛍光クリアグリーンが美しいサイコフレームを移植してみました。


これまで発売されてきたクリアグリーンのサイコフレームは
MGもHGUCも濃い目のブルーグリーンのような成形色だったので、
紺色の外装のバンシィに組み合わせると、サイコフレームが目立たなくなってしまいますが、
このセブンイレブンカラーの蛍光クリアグリーンはとても明るく、
さらに蛍光色の為光を浴びると光ります。
しかもパーツの端面がキレイに発光するので、
暗い外装のバンシィにはピッタリだったりします。
さらにNT-DクリアVer.は外装もクリア成形なので光を通しますから、
サイコフレームがさらに明るく見えるようになるのですね。














通常版のバンシィに711フレームを移植してもかなり良い感じになりますが、
クリア外装の劇場限定だと更にフレームがキレイに発光して見えますね。












やはりセブンイレブンカラーのサイコフレームはすごくキレイですね。
せっかくの蛍光クリアグリーンのサイコフレームですが、
この成形色が今後一般販売のHGUCユニコーンガンダムに採用される可能性は
ほとんど無いと思います。
4月にHGUCでフルアーマーユニコーンガンダムが発売になっていますが、
そのサイコフレームの成形色はMGやEXPO2012等と全く同じものでした。

比較してみるとよくわかりますが、これまでのクリアグリーンと
セブンイレブンカラーの蛍光クリアグリーンでは
これだけ違いがあります。
今後覚醒バンシィ・ノルンが出るとしても、
恐らくフルアーマーユニコーンガンダムと同じ成形色になると思います。
劇中でも同じ色に光っていましたからね。
ちなみにこの組み換えバンシィ・ノルンはep7ラストのバンシィ・ノルンを再現しているので、
バックパックはアームドアーマーXCの無い状態にする為に
バンシィユニコーンモードダーククリアVer.からサーベルラックと平手を移植しています。
ユニコーンモードだと握り手と平手で色が全然違うのですね(^^;

という訳で「HGUCバンシィ・ノルン(デストロイモード)劇場限定NT-DクリアVer.」でした〜。
販売数量の問題はあったとはいえ、商品自体はそれなりに良いものなので、
欲しい人がちゃんと買えるように早めにプレバン再販をして欲しいところですね。
次の劇場限定ジュアッグがもし今回と同じ少なさだったとしたら、
私は購入できない事になります。早朝から並べないので…(´・ω・`)
月末のメッキフレームは対策済みなのでなんとかなるとは思いますが…。
さて、HGUCユニコーンガンダムのバリエもこのバンシィ・ノルンで25種類目。

セブンイレブンカラーも既に6体作っているので、
もうそろそろレビュー準備に入るところですが
それと平行してまとめページの作成も行っているので結構時間がかかっています。
しばしお待ち頂けると助かります。
そういえばセブンイレブンカラーはセブンネットの商品ページが消えてしまったので、
どうやら再入荷無しで販売終了のようですね。
サイコフレームが想像以上にキレイだったのでオススメですが、
在庫限りだともう入手困難といったところでしょう。
気になる方は見かけたらとりあえず買っておくと良いと思います。
私はコレ以上必要無いというくらい確保してるので大丈夫ですがっ(`・ω・´)
